対象:住宅資金・住宅ローン
ローンを組む際に、財形の活用がベストかどうかご指南下さい。
来月から転職先へ出社します。来年か再来年に5千万円程度の家の購入を考えております。新会社には財形貯蓄制度がありますが、ローンを組む際に財形を積み立てておいたほうが金利の面からなど有利でしょうか。現在貯蓄は4千万円、収入は年棒制850万円、家賃18万円、家賃以外の支出は月に10万円前後です。新会社での給与の大部分を財形にまわせば、1年間で非課税限度の500万円は貯まると思います。いつ以降に住宅を購入すべきか、その時期もご指南いただければ幸いです。
すずみさん ( 東京都 / 男性 / 35歳 )
回答:2件
財形貯蓄の件
すずみさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
ローンを組む際に住宅財形を行っていた場合、財形融資を受けることができます。
通常、財形融資は一般の金融機関のローン金利よりも有利となりますので、住宅ローンを利用する場合、財形融資を利用するとよろしいと考えます。
尚、すずみさんの場合、住宅購入資金のほとんどを自己資金で賄えてしまうものと考えます。
購入時期につきましても、予定どおり来年でも再来年でも、気に入った物件が見つかった時点で購入すればよろしいと考えます、
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
すずみさん
参考になりました。ありがとうございました。
回答専門家
- 渡辺 行雄
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社リアルビジョン 代表
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財形貯蓄と住宅財形
初めまして ホームローンドクターの淡河と申します。
すずみさんは、たくさんのポイントがありますね。
?転職前後のローン
?財形貯蓄
?住宅財形
?ローン金額
?住宅購入時期
?転職直後の住宅ローンは簡単ではありません。
銀行によっては、3年以上の勤務を条件としています。
もちろん、転職直後でも取扱うところはありますが、
誰でも可という訳ではありません。
この点では、転職前の借入が望ましいです。
?財形貯蓄は、550万円非課税が魅力的ですね。
基本的に、この資金を住宅関係資金として
再来年に利用する予定であれば、とても良いと思います。
?住宅財形金利は、現在は、あまり有利ではありません。
5年固定で2.18%ですが、銀行のキャンペーンで
5年金利でもさらに低い金利はあります。
この傾向が再来年まで続くかどうかは、わかりません。
しかし、金利上昇の可能性があるので、
5年固定はリスクの高い商品であると考えます。
?全額現金での住宅購入?!
『金持ち父さん』的には素晴らしいのでしょう。
しかし、この超低金利と預金連動型ローンの存在を考えれば、
預金とローンの両建ての方が、資金効率が高いと考えます。
詳細なシミュレーションを行いませんが、
例えば、預金連動型ローンを使えば
2000万円のローンに2000万円の預金でも、
金利負担はゼロです。
余裕資金をある程度保有しておくことは、
転職直後の方にはおススメです。
?タイミングはとても難しい問題です。
金利、不動産価格、建築費などが変動するからです。
少なくとも住宅ローン減税は、現在は来年までです。
預金連動型とあわせて利用する前提であれば、
来年までの実行という考え方もあるでしょう。
できれば個別相談していただければ。
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