対象:企業法務
低単価の材料を販売する製造業です。見積書の運用の件で相談です。
一度見積書を出し、注文があれば、基本的には継続してその価格で取引されます。従来は見積り期限を次回見積り提出迄としていたのですが、
5年程度の間隔で行われる価格改定に際する際など、コンプライアンスでも問題がるとの社内判断があり、3ヵ月~6ヵ月単位の期限を入れる事となりました。しかし、多数の取引先より、期限終了毎に継続見積書の提出を求められ、その対応件数の多さから営業業務を圧迫している状況です。有効期限には、次回見積もり提出迄とし、注意書きに
※原料高騰などによる価格改定の際は再度見積書を提出させていただきます等の
文言を追記していく事では何が問題となっていくのでしょうか。
ミッコウさん ( 埼玉県 / 女性 / 45歳 )
回答:1件
ご回答
法律上は、特に問題はありません。
過去の見積もりを変更時や取消時に、送った先を忘れないようにしておけば大丈夫です。
コンプライアンス上も固定化された見積もりがあれば、かえってコンプライアンスに沿うのではないでしょうか。特定の担当の一存で、相手との関係で価格を左右できなくなりますので。営業活動に不便はあるかもしれませんが。
なお、見積もりはあくまで見積もりですので、契約はその後の意思の合致が必要です。
評価・お礼
ミッコウさん
2021/03/09 22:49回答ありがとうございます。
初回の見積書に期限を入れないと、導入に至らない見積書も全てを保管する事になり、
それも問題となりそうなので、導入が決定し、商品取引開始から次の継続見積書から期限を区切らない※次回見積書提出迄の文言を入れるようにしようかと思います。
法律やコンプライアンスにも抵触しない事が解り、助かりました。ありがとうございます。
回答専門家
- 岡田 晃朝
- (兵庫県 / 弁護士)
- あさがお法律事務所
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