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困った屋根構造について

住宅・不動産 リフォーム・増改築 2017/07/22 15:25

京都市の築50年の木造家屋2階建てを2年前にリノバーションしました。これまでの切妻の瓦屋根と低い天井からガルバ鋼板屋根と天井なしの吹き抜け勾配天井へ改造しました。窓については、ペアーガラスの外窓と内窓にしました。リフォームトラブルに巻き込まれないように、評判の良い善良な工務店さんを選びました。しかし、雨音と暑さに悩まされております。具体的には、雨が降り出すと、天井からパタパタという雨音が発生し、豪雨の場合には、ゴオゥーという雨音のためテレビはイヤホンで聴く有様です。また、日中の2階部屋は蒸し風呂のように暑くエアコンなしでは過ごせません。工務店さんに苦情を言っても、"この屋根構造で他のお客様からは苦情はありません。慣れるしかありませんね。"という返答です。その断面構造は、次のようになります。

1.ガルバ鋼板(NISC 遮熱対摩カラーGL:ガルバ鋼板縦ハゼ葺き)
2.ゴムアスルーフィング
3.構造合板
4.通気層(通気胴縁)有り
5.構造合板
6.断熱材(ネオマフォーム45mm)
7.天井(構造用合板9mm)

質問1.工務店さんの言うように、この屋根構造は、欠陥でなく、ごく一般的なものなのでしょうか?
質問2.私がインターネットで調べたところ、上記の2と3の間に遮音材(耐水石膏ボード)が入っていました。もし、そのような構造でしたら、現状の雨音は、大幅に改善されるものでしょうか?(例えば、雨音のパタパタ音がなくなり、豪雨でもイアホンなしでテレビを楽しむことができるでしょうか?)
質問3.ネオマフォームのホームページを見ると、断熱等性能等級4では、屋根の充填断熱では95mmを推奨していました。2014年の改築時は、このような省エネルギー基準はなく、45mmは、ごく一般的なものだったのでしょうか?
質問4.もし、遮音性と断熱性をアップしたものへ改造をする場合、現状の勾配天井形態を維持しつつ、上記の7の下に遮音材(耐水石膏ボード)と断熱材&遮音材(グラスウール)を追加した二重・天井構造は効果があるでしょうか?
質問5.上記のような改造を実施した場合、材料費と工事費は、私が支払うべきなのでしょうか?それとも、工務店さんと交渉できるものなのでしょうか?

どうぞ、ご教示の程、よろしくお願いいたします。

shmaさん ( 京都府 / 男性 / 61歳 )

回答:1件

深澤 熙之 専門家

深澤 熙之
建築プロデューサー

- good

金属ルーフ施工に於いての専門です。

2017/07/22 16:28 詳細リンク
(3.0)

質問1及び質問2の回答

金属ルーフの施工に於いては一般的に行われている方法ですが、ガルバリウム鋼板は通常のトタン板と同じく、主成分は鉄板です。ガルバリウム鋼板は鉄板にアルミと亜鉛の合金をメッキしてあるタイプです。

所謂、鉄板ですので、雨音などの音は響きます。下地である野地板(コンパネ)とガルバリウム鋼板製の屋根の鉄板と隙間があれば、あるほど、雨音は反響しますので、大きな音として反響するのは仕方がないので、雨音の音を反響しないように防ぐには屋根材を施工する前に緩衝材を充分に敷かないといけないのですが、一般的に断熱材を薄くしたようなものを敷いているだけですので、防音効果という意味で言えば、実感として防音効果は期待はできません。
鉄板に裏打ち材として断熱材仕様になっている屋根材もございますが、裏打ち材があるものとないものと比較すれば、防音効果あるといえど、実際のところ、雨音などの防音効果はそれほど、実感として防音効果があるといえないところが実際のところです。

鉄板などの音を防ぐには、コンパネ材などの素材と鉄板板の間に空間をぴったりと隙間が殆どないようにしないといけません。音が響かないようにするという点では屋根材の構造はどうしても隙間はでますし、裏打ち材などの断熱材があれば、隙間をぴったりして鉄板を響かないようにするという点では不可能です。
まして、空気の流れを作る為という空気層のような空間を設ければ、鉄板の音は響きます。(特に流れるような水の落ちる音より大きな水滴が落ちてきて反響する雨音は防ぎようがありません)

それゆえ、金属ルーフなどの屋根を施工する際は、金属板の屋根材は雨音が響く素材であるという事を理解して、今までより雨音は煩くなるものだというデメリットがあるものとして考えて、いかなければなりません。
鉄板を使用する際は=雨音が響く素材ですので、中途半端な防音工事では防音効果はありません。
軽い素材の防音材と重い素材の防音材はどちらが効果がありそうなのかは、専門家でなくても素人の方でも容易に理解できるかと思います。
あまりデーターというものを信用されないほうが良いかと思います。
(まずは屋根材が音が響きあって反響しないような構造にして空気層部分に反響音が入ってこないようにしないといけません。試しに鉄板板を何かに立てかけて、雨のような大きな水滴を鉄板表面の上にぶつけてみて、どのようにすれば、反響音が小さくなるか実験してみれば、容易に判断ができるかと思います。)
当然、防音効果がるように施工工事をするにはその分、費用が高価になりますので、工事をする際は費用との相談になります。
それ故、現在の雨音を改善するについて、契約の時点で雨音などの音に対しては充分に防音効果がありますというような内容や防音効果があるような工事方法で施工する等、契約時の仕様書等で明記されていない限り、自己負担で実施をするしかないかと思います。

音を気になされるのであれば、私でしたら、金属ルーフではなく、瓦を勧めます。重い素材のほうが音が響きませんし、通気も良いです。多少の断熱効果もありますので。。。
最近の瓦は平板タイプの仕様のものが一般的に普及していますので、後で、防音効果を出す為の施工費を別に改善策でみるのであれば、費用対効果的にも良いかと思います。

ガルバリウム鋼板
屋根材
防音

評価・お礼

shmaさん

2017/07/22 20:53

深澤 様

早々にご回答していただき、ありがとうございました。"金属ルーフではなく、瓦を勧めます。"というご意見については、今更ながら、重量のある瓦屋根へ変更することは、不可能であり、益々、困惑してしまいました。

深澤 熙之

2017/07/22 21:41

回答途中で、仕事が入り、大変失礼を致しました。
現状で、防音効果を上げる効率の良いご提案をさせて頂くとしましたら、天井を内部に作るのは最終的な手段で、極力造らないほうが良いかと存じます。金属屋根からの放射熱が天井内にこもりやすくなり、2F部屋の真夏日の暑さ解消においては非効率になりやすいのと真冬時期は天井裏に結露が生じやすくなりますので、避けられたほうが良いかと存じます。
金属屋根の裏面側(部屋側)に断熱材を設置するほうが、効率が良いかと存じますが、やはり、金属屋根部分の屋根裏は熱気や湿気を含んだ水蒸気でこもりやすくなりますので、断熱材を設置するにしても断熱材の素材を選ぶ必要があります。
天井を設置した場合、天井裏に熱気がこもってしまう事と同じように断熱材と屋根裏の間に空気の流れができない空気層部分に熱気がこもってしまうからです。
屋根を支えている野地板が腐りやすくなりますので、金属屋根を施工後の野地板が腐食してしまい、下手な防音工事と断熱工事が原因で野地板の腐食を早めてしまう結果になりますので、そういった工事は避けたほうが良いです。屋根裏の熱気と音の問題は金属屋根という素材が最も大きな原因ですので、真夏日の放射熱を下げるには金属部分の温度を上昇させないようにする事が先決で、ガイナという塗料をまず、金属屋根に塗るこの塗料は温度を上げないようにする効果があり、金属の結露防止なり、しかも防音効果もありますので、費用対効果で言えば、かなり効果的だと存知ます。
その上で、現在の屋根裏の勾配にあわせて、水蒸気を通す、断熱材を設置をすれば良いかと存じます。しかも防音効果もかなり期待ができますので、3センチ以上の厚さのものを使用すれば70db~80db の防音効果があります。下手な断熱材を設置すると逆に熱気が屋根裏にこもりやすく、放射熱もこもってしまいすので、要注意です。
この方法で真夏日の熱気の問題や真冬時期の結露を改善した経験がありますので、下手な断熱材や天井を設置するよりはかなり効果は期待できるかと存じます。
それ以外の方法もあるかと思いますが、防音効果があっても逆に結露が生じやすくなったり、真夏日が逆に暑くなってしまう事にもなりかねませんので、充分に検討してから改善策を選択されたほうが良いかと存じます。文字数に限りがございますので、甚だ簡単ですが、参考になれれば、幸いに存じます。

回答専門家

深澤 熙之
深澤 熙之
(埼玉県 / 建築プロデューサー)
昭和アルミ株式会社 
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