建替後精算でのトラブルです。

初めまして、ハッピーハウスの真山（さのやま）です。

解体を依頼した経緯、カーポート撤去の時期変更および
その際の合意事項等の詳細がわからないので、
一般的な話としてご参照頂ければと思います。

建物の解体をする際、通常、解体業者は、
その期間中に必要な人員を集め、重機をレンタルして、
できるかぎり作業期間が短くなるように
スケジュールを組みます。

期間が延びると、業者の負担として、
その分の人件費と重機レンタル料等が増えます。

解体業者がはじめに提出してくる見積もりには、
ある程度の工事遅延や不測の事態も見込んで
多少高めの金額が書いていることが多いと思います。

今回のように、全体の解体工事とは別に、
カーポートの撤去だけを行った場合、
その分の別途費用が解体業者にはかかっています。
その別途費用をお客様に実際に請求するのか、
もしくは解体業者が手出して吸収するのかは、
ケースバイケースです。

本来であれば、当初の見積もり以上に費用がかかる場合は、
追加費用についてお互いに合意をしてから
工事にかかるべきだと思います。

今回、解体業者との間で、撤去時期の変更による
追加費用の話が全くなかったのであれば、
裁判等になった際に、一般消費者が保護される
（追加費用を支払わないで済む）
可能性が高いと思われます。

ただ、全体の解体作業とは別にカーポートを撤去した場合は、
別途の費用がかかっている事は分かってもらえればと思います。

この場で相談されているということは、
これまでのいろいろな経緯があってのことだと思います。

どちらの立場に立つわけではありませんが、
実際に追加で請求された費用の内容をよく聞いて、
今までの経緯をよく吟味して、それが妥当なものであれば
支払いを検討してみてはいかがでしょうか。

少しでもお役に立てれば幸いです。