住宅ローンの組み方、手続について

はじめまして、不動産流通コンサルタントの鈴木と申します。

建築がご専門のようですので、釈迦に説法かとは存じますが、基本的に「ウルトラＣ」というのは無いのではないでしょうか。

新築マンションや建売住宅への買い替えということであれば融通の利く提携先を上手に利用されるという手も考えられますが、自営業の方の場合、（特にこのようなケースでは）やはりお取引先の金融機関にご相談するのが定石となります。
ご商売のご関係・担保余力など、総合的に判断してもらわなければならないでしょう。

現在のお住まいの方には借り入状況はいかがでしょうか？基本的に住宅（ローン）は１世帯あたり1商品というのが原則ですから、ご取り扱いについても調整が必要かと思われます。

外まわりの営業マン（銀行担当者）の言葉を鵜呑みにされず、きちんとした事前審査をお受けになり、慎重に進められるべきかと思います。

事業用ローンがある自営業者が住宅ローンを借りれるか、という質問であれば、６年以内の着工が即ダメということはありません。

ローン可能額は、各金融機関により微妙に異なりますが、基本的には事業の収支、個人の収入、担保余力などを見ながらの総合的な判断となります。

通常であれば、上記で計算されたローン可能額から、現在の債務を差し引いた金額までなら借り入れ可能なのです。

ただ、気になるのは、現在のお住まいでローンが残っているかどうかです。残っていない場合は、交渉が有利に行える余地があるといえますが、残っている場合には、ハードルが高くなります。

さて、結論ですが、基本的には、事業用の借り入れを返済せずに、住宅ローンを借りるための工夫をされることをおススメします。
現在の事業や家計から、ローン可能額を算出し、必要があれば、家計の改革などを検討されるのがよいでしょう。

FP知恵の木の伊藤です。

住宅ローンが通るか否かは、個別の事情によります。
質問者の状況で、住宅ローンが借りられるかどうか、お調べすることはできますので、よろしければメール又はお電話お待ちしています。