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RE:脳腫瘍とALT数値

2009/10/13 10:29

脳腫瘍は発生部位や、その大きさによる周囲への圧迫状態により、発現する症状は様々です。今回問題となっているのはてんかん発作のため、発作をおさえる治療がメインと思われます。その治療薬となるフェノバールは長期の投薬にて、肝機能障害が認められることがあります。肝酵素が一定の数値を維持しているようであれば、定期的な検査にて投薬を継続可能な場合もあります。

しかし、数値が上昇し続けるようであれば、薬剤の減量のための他剤との併用や、他剤への変更を検討する必要があるかもしれません。併用により、相乗効果が期待できる薬もあるため、フェノバールの投与量を減らすことができるかもしれません。

 脳へ栄養を与える物質として、DHA、ビタミンB群、ビタミンCが知られています。ローヤルゼリーは健脳食といわれています。これらのサプリメントを投与することはお勧めできます。

抗酸化剤もお勧めできるサプリメントの一つではありますが、脳は薬剤の悪い影響などを直接受けないよう、血液脳関門で守られております。現在使用のものが、脳関門通過可能なものかご確認ください。アスタキサンチンは脂溶性の抗酸化剤であり、脳関門を通過することが知られています。

抗ガン作用、免疫力アップとしてしられるアガリクスなどのキノコ類は、残念ながら脳関門を通過できないようです。しかし、免疫力を高めるという意味ではとてもよいと思います。

 腫瘍の血管の新生を阻止する効果のあるサメ軟骨は脳関門を通過できませんが、脂溶性のサメ抽出脂質は脳関門を通過し、人医では脳腫瘍に効果的なサプリメントとして使用されているようです。

 最後になりましたが、てんかん発作が抑えられ、一日でも長生きできるよう応援しています。

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この回答の相談

脳腫瘍とALT数値

人生・ライフスタイル ペットの医療・健康 2009/10/01 20:32

はじめまして。8歳のフレンチブルドッグ(♀)です。
3ヶ月前より痙攣発作を起こすようになり、2ヶ月前に大学病院での検査にて「脳腫瘍」と診断されました。
右の眼球の裏あたりにあり、大きさからも外科手術は不可… [続きを読む]

nacotongさん (東京都/32歳/女性)

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