対象:ペットの医療・健康
RE:肝臓GPTの高い猫の食欲不振。
毒により肝臓が冒され肝不全により食欲低下することはありますが、他にも猫の食欲不振の原因は様々です。例えば、口腔内病変(口の痛みなど)、腎不全、心臓病、糖尿病、消化不良、腸管運動の低下などがあります。GPTの数値はその後測定を行っているのでしょうか?体重もずいぶん減少しているので肝臓以外の原因を精査する必要があると思われます。全身の評価のできる血液検査、尿検査、便検査が最低でも必要でしょう。さらにタール便が続いているようであれば上部消化管からの出血が考えられるので腹部超音波検査や、麻酔下での内視鏡検査により原因を探す必要性があります。食事に関しては強制給餌をあまりに嫌がる場合は必要量のカロリー摂取ができないこと、動物へのストレスなどを考慮し、鼻カテーテルの設置(通常は局所麻酔で設置可能です)を行い液状の流動食を給餌する方法や、咽頭あるいは胃チューブ(全身麻酔が必要です)を設置する方法もあります。もう一度かかりつけの動物病院で今後について再度ご相談されることをお勧めします。また、それでも納得がいかない場合はセカンドオピニオンとして他の病院でご相談されることもご検討してみてはいかがでしょうか。
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16歳の猫が毒を舐めてGPTが800まで上がりましたが、点滴治療(400CC)で400まで下がりました。でも通院のストレスなのか16日間の点滴のみから来る衰弱のせいか食欲が全くありません。通院後6時間内に嘔吐… [続きを読む]
tootomammaさん (兵庫県/51歳/女性)
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