対象:住宅設計・構造
隣家は境界からどれくらい離れているのでしょうか?
大阪で設計事務所をしています。
木造で耐火構造の壁を造るというのは、現状から考えて難しいと思います。
今ある軸組を無視してその外側に鉄骨の柱梁を建て、そこにALC板を張れば
耐火構造の壁となるでしょうが、仮に施工できたとしても境界ギリギリまで
壁は迫ってしまいます。
それでは隣家の方の意図と全く違う結果にしかならないと思います。
隣家は境界からどれくらい離れているのでしょうか?もし、隣家が50cm
も離れていないのであれば、お互い様として話し合う余地があると思います。
民法は互譲の精神が尊重されますから、50cmなにがなんでも離せとは
規定していません。
回答専門家
- 福味 健治
- ( 大阪府 / 建築家 )
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在一戸建ての住宅を新築中です。
第一種住居地域、準防火地域木造3F建てで、現在造作に入っています。
この状況の中、隣地の方から建物から50cm離して建てなおせとと言われました。… [続きを読む]
kotoriさん (東京都/37歳/女性)
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