対象:人材採用
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一般的制度を自社なりにアレンジ。目線合わせは運用で
まず基本的に人事制度には正解がありません。それぞれの会社によって正解は異なります。ですから公平な評価ができる人事制度はあるとも言えますし、無いとも言えます。
人事制度は会社がおかれた環境、企業風土、社員のスキル、その他様々な要素に左右され、それぞれの会社が同じことをやっても、うまくいったりいかなかったりします。ですから制度導入にあたっては、まず自社の状況を考え、自社に合ったものを導入する必要があります。私の考えでは人事制度はあまり先進的であったり個性的である必要は無く、一般的な制度を参考にして、自社の状況に合わせてアレンジしていくことが一番良いと思います。
もう一点公平な評価と言うことに関して、「数字」などの定量的評価だけでなく、プロセスや対人関係などの定性的評価を取り入れるほど評価の仕方は難しくなり、評価者間のバラツキも大きくなりますので、これを解決していくには評価者の目線合わせが必要になってきます。評価者訓練などで対応していく場合もありますが、私は運用の中で評価の事例を積み上げ、評価調整会議など評価結果の意識合わせをする場を通じて行っていく方が効率的ではないかと考えています。
初めに述べた通り、人事制度はこうすれば大丈夫と言うような正解はありません。制度を緻密に練り上げるほど運用はしづらくなりますし、何でも運用に任せると収拾がつかなくなります。制度の中で取り決めること、運用の中で対処することのバランスを取りながら進めていくことが重要ではないかと思います。
回答専門家
- 小笠原 隆夫
- ( 東京都 / 経営コンサルタント )
- ユニティ・サポート 代表
組織に合ったモチベーション対策と現場力は、業績向上の鍵です。
組織が持っているムードは、社風、一体感など感覚的に表現されますが、その全ては人の気持ちに関わる事で、業績を左右する経営課題といえます。この視点から貴社の制度、採用、育成など人事の課題解決を専門的に支援し、強い組織作りと業績向上に貢献します。
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「数字」などの目に見える基準だけで評価するのではなく、過程や職場の人間関係といった部分を評価に加えることを重視しています。一時期は、多面評価(360度評価)の導入を検討してお… [続きを読む]
All About ProFileさん
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