対象:ペットの医療・健康
RE:ステロイドの副作用ー糖尿病の症状
ステロイドの副作用として、代表的なものとしておっしゃられているように水をよく飲むというものがあります。
これはステロイドの作用により血液中の塩分濃度が増すため、体がそれを薄めようとして、のどの渇きが生じる結果として起こります。
また、水をよく飲むので尿もたくさん出ます。
この症状はステロイドを飲んでいる間はどうしても起こってしまいますが、短期間の投与であれば、薬を飲まなくなると症状も消えることがほとんどです。
他の副作用としては、ごはんをいつもよりたくさん食べる、毛の性質が変わる、体重の増加、パンティング、嘔吐、下痢、肝酵素の上昇(血液検査で分かります)、お腹周りが張ってくる、胃潰瘍などが挙げられます。
もちろんすぐにこういった症状が出るわけではなく、何週間も何ヶ月も飲み続けることでこのような症状が出ることがほとんどです。
また、ステロイドは高用量では体の免疫を抑制する作用もありますので、投与量によっては細菌感染に注意する必要があります。
このようにステロイドは使い方を誤ると色々な副作用がありますが、高用量の投与、長期間の投与、突然の投薬の中止などに気をつければ、とても有用な薬です。
現在の投与量については、かかり付けの先生が一番ご存知かと思いますので、一度薬の作用、副作y用についてご相談なさってみてはいかがでしょうか?
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スタンダードシュナウザー6歳のメスですが、皮膚病がひどく、わきの下などが黒く象のような硬い皮膚になってしまい、ステロイドをとうよされましした。最初の5日間は1日1錠、その次の5日間は半錠、… [続きを読む]
Waldさん (千葉県/43歳/女性)
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