対象:住宅資金・住宅ローン
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渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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借り換えの件
コナンさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『今後の金利上昇を考え、他社の当初優遇金利10年固定...どちらがよいか、検討しています。』につきまして、ほぼ毎年のように繰り上げ返済を行うことが可能ということでしたら、早期完済をめざすことになりますので、わざわざ高いローン金利で住宅ローンを組む必要はありません。
よって、この場合、変動金利や短期固定金利で住宅ローンを組むことになります。
これとは逆に繰り上げ返済は3年に一回程度ということでしたら、早期完済という訳には行きませんので、多少金利が高くなっても、長期固定金利にしていただくことで、途中から金利があかり毎月の返済額が増えたりしませんので、将来のマネープランが立てやすくなります。
よって、コナンはどちらに属するのかで、選択していただくとよろしいと考えます。
また、毎月の手取り月収金額に占める住宅ローン金額の負担割合としては、28%以内に収まるように住宅ローンを組んでいただくことをおすすめいたします。
負担割合が30%を超えてしまうと、思うように貯蓄ができなくなってしまい、将来のライフイベント資金にも支障をきたしかねません。
尚、借り換えを行う場合、別途、諸費用がまたかかりますので、その点も考慮したうえで、金融機関を選ぶようにしてください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
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