対象:住宅設計・構造
自分のための建築士かどうか
前半の「第三者としての建築士」の部分について。
まず、インディさんを発注側、ハウスメーカーを請負側と考えて下さい。
ハウスメーカーの建築士は請負側に所属します。発注側と請負側で利害が相反するような局面があると、請負側の利害を優先した判断をします。これは良い悪いの問題ではなく、契約上そうする義務を負っているのです。
実際には、いつも発注側の利害を無視しているというわけではありませが、構造的に発注側の立場をフォローする専門家が存在していない、という点は気になるところです。
一方、インディさんが独自に建築士に依頼をした場合は、その建築士は発注側に所属します。当然、発注側の利害を優先する義務を負いますので、常にインディさんの立場に立った判断をします。
インディさんが自分の立場に立ってくれる専門家の必要性を感じたならば、建築士と契約し、ハウスメーカーの仕事ぶりをチェックさせる事ができます。ただ、中には嫌がるハウスメーカーもあるでしょうね。
ちなみに、ハウスメーカー以外の工務店でも、しっかりした保障を付けているところはたくさんあります。保険制度もあります。あまり気になさらずに、どういう空間に住みたいのかという視点で考えてはいかがでしょうか。
回答専門家
- 運営 事務局
- ( 東京都 / オペレーター )
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
先日、ご意見をいただき、視野を広げることを家族で話しました。ただ、メーカーを離れることに関しては、両親は、やはり、現在色々問題になっているからなのか、メーカーの方が、保証期間がき… [続きを読む]
インディさん (東京都/33歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A