対象:住宅設計・構造
よろしくお願いします。
近々主人の両親と2世帯住宅を建てる予定です。
(60年保証の軽量鉄骨で建設予定)
1階が親世帯、2・3階が子世帯です。
親世帯は自宅にいることが多く、子世帯は共働きです。
(子世帯に子供はおりませんが、欲しいと思っています)
プライバシーの確保、お互い生活音を気にせず生活できるよう
完全に2世帯に分け、玄関も別にする予定でおります。
完全別ですが、お互い気がねなく
かといって気軽に行き来できるような生活にしたいと思っています。
2世帯住宅を建てる上で気をつけるべきポイントがありましたら教えてください。
現在は、1階両親の寝室の上は静かな居住スペースにするくらいしか思い浮かびません。
独身OLさん ( 東京都 / 女性 / 32歳 )
回答:4件
防音なども大切ですね
2世帯住宅を建てる場合は、住んでから思ってもみなかったことが発生することがあります。
例えば、音の問題。
大体、親世帯と子世帯では、生活のリズムが違うので、そのあたりを押さえるのが重要です。
1階の主寝室の上には、納戸やその生活時間帯で使わない部屋をもってくることがポイントです。
あと、軽量鉄骨の場合は、音が筒抜けになりやすいので、1階の天井の防音対策は重要でしょう。防音用の床や天井というものもありますので、その辺りは注意された方がいいですよ。
完全2世帯ということですが、玄関が隣り合わせで、玄関内で行き来が出来るように扉を設けるのも1つでしょう。
大きく押さえると防音のことはあまりイメージが出来ない可能性もありますので押さえてみることをお奨めします。
八納啓造
評価・お礼
独身OLさん
ありがとうございました。
確かに防音は一番気にしなければならないと思っています。
音が漏れないよう、しっかり対応したいと思います。
間取りに関しても、寝室の上をウォークインクロゼットやパントリーにしようと思います。
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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これからの二世帯住宅
こんにちは やすらぎ介護福祉設計 斎藤と申します。
二世帯住宅のプラン、夢が広がりますね(^^)
具体的に保証制度や工法が挙がっていることから、すでに進行形のようですね。
完全分離型で1階が親世帯というプランは一般的に用いられるのですが、3階建てを建設され日中ほとんど家におられるご両親の部屋の日当たりや騒音環境などが文章を拝見して気になりました。
(このプロファイルQ&Aでは、日当たりについて悩まれておられるご質問が多々寄せられていますので・・)
いずれお子さんが誕生し、ご両親の部屋に自分達夫婦が住むようになり、お子さんの世帯が今まで住んでいた部屋に入居する将来のことまで考えると、独身OLさんが年老いてから環境の良かった上階から下階への住み替えはストレスになる可能性もありますよね。。
*これからの二世帯住宅
1階に親世帯を設定するのは、''車いす使用などのバリアフリーの観点からでしたがこれからは最上階に設定することを私は提唱しています。''
その際導入が必要なのは、''ホームエレベーター''です。
定期点検などメンテは必要になりますが、日中を家で過ごされるお年寄りにとっては
**・日当たりがよいこと(四季を感じられる空間づくり)
**・上階や屋外の騒音の排除(子供世帯との生活時間帯の違い)
**・ご両親の住まわれるゾーンの防犯を考慮すること
などの観点から二世帯住宅においては最上階に設定すべきと感じています。
社会福祉の観点からも、これから福祉施設に頼るより在宅介護の時代に突入してまいります。
外部サポートのヘルパーさんなど、家族外の人間の出入りも考慮したゾーニングを含め、素敵な二世帯住宅が出来ることをお祈りいたします。
これらは、あくまで一つのプランですのでご参考にして頂ければ幸いです。
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回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
齋藤 進一が提供する商品・サービス
バリアフリー住宅(新築・リフォーム/リノベーション)のご相談
終の棲家としての「介護福祉住宅・障がい者住宅・車椅子住宅・高齢者住宅」の考え方をアドバイス致します。
志田 茂
建築家
1
2世帯住宅を考える時に大切な事
志田茂建築設計事務所 志田です。
今、2世帯(以上)がいっしょに暮らせる事は、贅沢な事なのかもしれません。
お子さんが授かった時、その意味はとても大きいと思います。
ただ、結婚後有無も言わず同居になっていた時代とは同じには語れません。
一つには、結婚しご自分達だけで暮らし、ご自分の価値観をもっている事。
一つには、ご両親なりの暮らし方、ペースを持っている事。
そして、元気で様々な楽しみを持っている事。
その2つは簡単には融合しないかもしれません。でも、お互いに認め合う事、尊重する事ができないと、きつい場面が出てくるかもしれません。
2世帯住宅を計画する場合、ご夫婦、ご両親ともに、よく、いろいろな事について話し合う事が大切です。遠慮して、いっしょに暮らす前にあやふやにしておいた事は、後になって問題になるかもしれません。(資金の事、生活時間の確認、税金などの負担、様々な事について好きな事嫌いな事・価値観etc)
話合い、理解し、その上で譲る事も必要でしょう。
ご両親の寝室の位置については、そう言った話合い、配慮の上で必然的に決まってきます。
ご主人のご両親と暮らすのですから、特に あなたとご両親の関係が大切になるでしょう。できれば、ご主人に、家についてのまとめ役になってもらうのがいいかもしれません。
お互いに相手の立場になって考えてあげる事ができれば、自然とまとまってくるかもしれません。
ですが・・・以上は理想です。簡単にはいかないかもしれません。
でも、感情的になっては話が進まなくなります。
2世帯住宅にする利点はお互いにあります。それを認識して、話をまとめる努力をするのは、ご夫婦側の仕事かもしれませんね。
間取りなど具体的な事は、お話されている会社でも蓄積があるでしょうから、疑問な事はどんどん聞いてみてください。
いい家になりますように!
評価・お礼
独身OLさん
ありがとうございました。
感情的にならずに、デリケートな問題は主人に間に入ってもらって
二世帯で楽しい家作りをしていけたらと思っています。
横山 彰人
建築家
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二世帯住宅のポイント
横山彰人建築設計事務所の横山です。よろしくお願いします。
現在も二世帯住宅の設計が進行中ですが、注意するのはプライバシーだけではありません。
あまりプライバシーを優先させるとアパートのような家族で住んでいながら寂しい家になってしまい、絆や温かさが失われていきます。
家族で住むわけですから、暮らしの中で気配が分かり合える住まいが大切です。
たとえば中庭を通してお互いの気配が分かったり、中庭の一本の樹がお互いのシンボルツリーになったりなったりする事が暮らしには大切なのです。
これ等をプランに盛り込むことは、簡単なようで以外に難しいのです。
できれば設計は設計事務所に頼んだ方がいいと思います。
クリアしなければならない事や注意点はたくさんあってここで書くことは無理がありますので、わからないところがあればご連絡下さい。
横山彰人
評価・お礼
独身OLさん
回答ありがとうございました。
中庭を通して相手の気配が分かるようにする
&
シンボルツリーを植える
は提案してみます。
お互いが良い意味で気にし合える住宅環境になればいいと思っています。
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