対象:住宅設計・構造
敷浪 一哉
建築家
-
日の当てたい時間帯を考えましょう
- (
- 4.0
- )
ドクターかいちさんこんにちは。
敷地での用途地域が第2種高層地域ということですと、現在隣家が2階建てであったとしても、実際には3階建ての家が建てられるような規制区域です。まずは、隣家が3階建てになってしまっても問題ないように考えることが大切です。
このような地域の場合、すべての部屋に一日中陽を当てることは不可能です。
ですから、どの部屋に何時ころ陽があたってほしいかを考えるとよいでしょう。
例えば寝室は朝日だけ当たれば十分ですし、ダイニングも午前中に日が当たるほうがいいでしょう。
逆にリビングは午前よりも午後明るいほうがいいでしょう。収納スペースはむしろ日が当たらないほうがよかったりもします。
そうやって、ピンポイントで日当たりを考えてあげれば、きっといい家になると思いますよ。
敷地は現在更地ですか?更地の場合、地面に日が当たらなければその場所は陽があたらないと考えてしまいがちです。しかし、家が建つと1階床が50cmほど、2階になりますと約3mも高い位置が床になります。
可能でしたら脚立などでその高さに立ってみるとよくわかりますよ。
3mの位置に立って、顔に陽があたるならば、2階のその場所は陽があたる、と考えられます。あくまでも簡単な手法ですけどね。
専門家であればそういうところを見る目がありますので、やはりご自分で悩まれる前に専門家へ相談するのが一番ですよ。思いもよらないすばらしいアイデアがきっとでてきますよ。
評価・お礼
ドクターかいち さん
回答ありがとうございます。
私も、東隣家が築30年近いので、考えて設計してもらうようにします。
自分の土地は現在更地なので、日当たりの手法を
参考にやってみます。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
西側9m道路、北側6m道路の角地(50坪)建ぺい率60%容積率200% 第2種中高層地域で建坪35弱の家を建築しようと考えています。間口10.59 奥行き15.58で北西に広大な公園があります… [続きを読む]
ドクターかいちさん (広島県/38歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A