対象:家計・ライフプラン
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60歳定年前の退職検討について
ひまわりあすか様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
60歳の定年前に2、3年を残して早期に退職する計画について、拝見しました。
「雇用保険を6か月もらったら、何かの仕事には就きたい」とのことですが、上手くいくかは、そのお仕事による収入がカギになりそうです。
次のお仕事の確約はあるのでしょうか。
もしなければ、少なくとも住宅ローン完済までは、今のお仕事で頑張った方がよいのではないか、というのが正直な感想です。
もちろん、60歳の定年まで働けた方がよいとは思います。
一般的に退職金も、自己都合より定年退職の方が大きくなるのかと思います。
ただし、今のお仕事に非常にストレスを感じていて、すぐにも辞めたい等のお話であれば、節約して頑張るという選択もなくはありません。
ご相談の背景について情報が少ないので、勝手な想像になってしまいますが、仮に、次のお仕事で年収200万円程度を得られれば、ご夫婦の合計で、年金暮らしと同じくらいの年収にはなります。
例えば、その前提で生活費の不足が年50万円程度とすれば、8年間で400万円程度を退職金から取崩せばよいことになります。
あとは、奥様がまだ52歳なので、住宅ローンの残債を考慮してもなお、余裕資金として取り置ける分を長期分散投資に回すという考え方もあります。
例えば、退職金のうち、1000万円を15年計画で運用し、年4%で複利運用をしたのと同じ成果を得られると仮定すると、15年後には、税金・手数料を考慮せず、約1800万円になります。
運用益の約800万円は、将来的にご夫婦の介護サービス費等に充てられるイメージです。
奥様がひとり残された場合の安心感にもつながります。
ただし、もちろん、目標利回りを年4%に設定するためには、長期分散投資の考え方や金融経済についての理解が必須です。
直近15年の実績としては、年4%超を実現できているケースが多いですが、成果の保証はありません。
もし総合的なプランニングが必要であれば、信頼の取れる独立系FPなどのアドバイザーを探して、個別にご相談されるのもよいと思います。
ただし、その場合も「勧められるがまま」ではなく、ご自身でもしっかり勉強されることが大事です。
ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
夫57歳 妻52歳 の二人のみの現役世帯です。
夫は年収700万のサラリーマン、妻年収80万のパート勤務です。
住宅ローン:残金570万。2年後に完済予定です。
貯蓄額:一般財形260 財形年金110 遺産500
株式… [続きを読む]
ひまわりあすかさん (山口県/56歳/男性)
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