対象:新築工事・施工
竣工検査の重要性
注文住宅などにおいては竣工後に法的な完了検査と別に、施工会社の自主検査⇒設計事務所の検査⇒施主検査の流れでダメ部分をチェックするのですが、設計施工を1社で行われた場合は第三者的にチェックする設計部門がないので、専門知識のないお客様の目が全てになってしまいます。
よって引き渡し後に不具合が発覚することが多いのですが、施工会社側は既に引き渡しているので瑕疵でない限りはお客様責任とされがちです。
ただし、追加料金を支払われたということですので、請負施工業者さんではなくその部分を担当した協力業者さんが不具合部分を責任もって対処するべきなのに、変な対応のされかたですね。。
ご自身が気づかれた場所以外にも、専門家から見れば不具合箇所があるかもしれませんので、施工業者さんに連絡する前に、地域の設計事務所さんやホームインスペクター(住宅診断)会社に有償で一度見させるのも一つかと思います。
ダメ工事内容から施工業者さんの技術力や、対応に関するレベルが一般と比べどうかということも知っておくと今後のお付き合いの仕方の対策にもなります。
施工内容が適切かどうかのアドバイスも貰ったうえで、ダメ部分の対応を施工業者さんに連絡したほうが的確にこちらの意図が伝わるのではないでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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