対象:新築工事・施工
お世話になります。
以前より、リフォーム転じて建て替えと計画がめまぐるしく変わっていきました。
自宅の事ながら家作りとはこんなにもエネルギーがかかるものかと驚いています。
建築家の先生方にはそのつど、感心するアドバイスをいただくことができましたこと
感謝しております。
さて、今度は建て替えは決まりましたが
場所が変わりました。住宅地です。
その土地は西道路で道路に面している長さは約18.3m、奥行きは約10mくらいの長方形の土地です。
南北には二階建ての隣家があり、東は家はないが一階くらいまでの高さまで崖があり
その上に人が通れるだけの小道があります。
道の向こうには家はなく広々と空いていますが、
家を立てた場合、1階の高さまでは崖でふさがりそうです。
この土地に2階建てを新築することにしました。
そこで、1階の間取りの取り方で質問です。
一階にLDK,トイレ、風呂、洗面脱衣所を作ります。
その他に、6畳大の個室を二つ作りたいと思っています。
問題は、この個室がそれぞれ同等くらいの日当たりを確保しつつ
二部屋同士は離れた位置に作りたいということなんです。
南側にはなるべく広く庭を取りたいと思っています。(干し場も)
LDKはそんなに広くなくてもいいですが、やはり南面に配置したいです。
二つの個室の取り方はどんな配置がいいでしょうか?
中庭を挟んでとか、凹凸をつけるとか考えてみましたが
なるべくシンプルな形状がいいと思います。
驚くような斬新なアドバイスをよろしくお願いします。
poiさん ( 千葉県 / 女性 / 56歳 )
回答:4件
中山 秀樹
建築家
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頑張ってください!!
こんにちは。
中山秀樹建築デザイン事務所の中山です。
家づくりというのは確かにエネルギーを使いますが、それを乗り越えた先に
素晴らしい結果が待っているのが醍醐味でもあります。
また、努力が必ず報われるのが家づくりでもあります。
あと一息、頑張ってください。
本文拝見しました。色々と試行錯誤されているのが伺えます。
隣家や崖地において光を取り込む方法は様々です。
中庭は常套手段ですね。吹抜で室内から光を取込むこともできると思います。
その他にはスキップフロアという手もあります。
各室を互い違いに配置することでズレた隙間から光と風を取込みます。
ただ・・・やはり敷地やロケーションを拝見しないと何とも想像し難いですね(^_^;)
前回も申しましたが、条件によって採光や通風が犠牲になることはありません。
何らかの解決策はご提案できると思います。
ご質問とは別にちょっと気になったのが東側の崖地です。
一階まであるということは3mはありますか?
恐らく擁壁と言って鉄筋コンクリートの壁があるかと思うのですが、
万が一ブロック塀や大谷石塀ですとこちら側で安全対策を講じる必要も出てきます。
たとえ崖が敷地外であってもです、これは注意が必要です。
余計なコストがかかる場合がありますからね。
敷地をご購入される場合はこのあたりは確認したほうがよろしいでしょう。
的確な回答ではなかったと思いますが、
やはり敷地を拝見しないと明確なご提案は難しいです。
素敵なお住まいができることを願っております。
中舎 重之
建築家
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南北に長い敷地でのプラン
西側に道路、東側は約3mの崖上に散策道、南と北は隣家との事。
良い敷地と思います。敷地の形状が東西10x南北18.3mですね。
1階の規模を設定します。東西7.28m(4間)x南北11.83m(6.5)=86.1m2(26坪)
敷地北側を0.9mとすると、南側は5.57mの庭になります。
間取りを記します。南面に西から居間10帖+個室6帖が並びます。
南北方向は、南から西向きに10帖+DK7.5帖+玄関・ホール5帖+個室6帖です。
個室6帖より東へ、押入+洗面・脱衣2帖+バス2帖となります。
残りは東側に廊下+階段・トイレで2.73mを使います。1間半を二つ分ける意味は、
将来の車椅子対応を考えています。
以上です。 2014.9.17 中舎重之
上村 美智夫
建築家
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隣が崖のように高い細長い敷地における住宅設計のポイント
はじめまして、PAO建築設計の上村です。
崖の高さの2倍の範囲は、何らかの構造上の規制を受ける可能性があります。これは崖が崩れても、建物が倒壊等の被害を受けないようにする為のものです。詳しくはその地域の行政の建築指導課等で確認できると思います。
西側が3m程崖状に高くなっている敷地に、住宅を設計したことがあります。
崖面の整備の状況や、風景として見た時の美観上の様子等により、崖に面する側の窓の取り方等は変わってくると思います。現状をよく確認しての設計・検討となります。
間取りの件は、細長い敷地形状の特徴を活かして、敷地の中央に中庭を取り、家を大きく北棟と南棟の2つに分け、中庭をはさみ、南北に配置し、それらを階段や廊下等でつなぐ中庭形式にすることが、希望されている要望を最も多く満足する案のように思われます。
ただし、「凹凸のない、なるべくシンプルな形状」とは少しかけ離れそうです。
計画の進め方は、実際の敷地の状況・環境を踏まえて、居住性としての快適性と形状的なシンプルさの追求を建主と共に確認・納得しながら検討していく作業となるのでしょう。
以下は似た様なケースで、参考例として紹介しておきます。
西側の隣地の方が3m程高い住宅の例で、このケースでは西側には今後住宅は建ちそうになく、覗かれる等の心配はありませんでした。
・フォーム 屋上をウッドデッキのルーフバルコニーとしました(プロファイル/PAO建築設計)
http://profile.ne.jp/pf/k-michio/g/l-6330/
・リフォーム 2階ウッドデッキのルーフバルコニー(プロファイル/PAO建築設計)
http://profile.ne.jp/pf/k-michio/g/l-6349/
・リフォーム/平塚の家(PAO建築設計ホームページ)
http://www2.gol.com/users/paoarchi/jilei-reform/hra-reform/hra_re1.html
画像の説明-1
■断面スケッチ 2階のLDKとウッドデッキのルーフバルコニー連続させることで、気軽にアウトドア気分を満喫できます。
画像の説明-2
■2階ウッドデッキのルーフバルコニーの様子
以上、少しでも参考になれば幸いです。
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上村 美智夫 / Michio Kamimura
PAO建築設計
http://www2.gol.com/users/paoarchi/ E-mail paoarchi@gol.com
(現在のポイント:-pt)
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