対象:ペットの医療・健康
Re:涙、鼻水、喉のしこり
現在見られている症状(涙、鼻水、くしゃみ)ですが、上部気道感染症による可能性が高いと思われます。これは、ヘルペスウイルス、カリシウイルス、クラミジアの感染によるもので、いわゆる“風邪”のような症状を示します。2週間ほどで軽快するとされていますが、免疫力が不十分であったり、他のウイルス(猫免疫不全ウイルスや猫白血病ウイルス)にも感染している場合、発熱や鼻づまり・口内炎による食欲減退のために一般状態が低下している場合には、より深刻な状態となることがあります。
治療は、抗生物質やインターフェロンの投与が一般的です。ただし症状がおさまっても、ウイルスが体内にとどまりキャリアとなるため、免疫力が低下した際に症状が再発することも少なくありません。混合ワクチンの接種により、重症化を防ぐことができます。
首の腫れ物については、いくつかの可能性が考えられます。皮膚に炎症が起きている場合(膿がたまっている状態など)、皮膚に新しくしこりができている場合、もともと存在する腺やリンパ節が二次的に腫れている場合などが挙げられます。
原因によって、治療方法が大きく異なりますし、5cmほどの腫れ物ということで子猫の体に対してかなり大きいように感じられます。上部気道感染症の治療と合わせて、動物病院での診察をおすすめいたします。
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生後4から6ヶ月くらいのメスの野良猫を拾いました。
涙(目頭に黄色い付着物あり)、鼻水(こちらもたまに、黄色の鼻水)、くしゃみの症状があります。
本人も、寝ているときなどは寝苦し層にしています。食欲… [続きを読む]
こうたさん (沖縄県/26歳/男性)
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