対象:リフォーム・増改築
上村 美智夫
建築家
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リフォームや増改築における家相の考え方
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はじめまして、PAO建築設計の上村です。
家相については、元々は中国で生まれたもののようです。それも戸々の住宅についてのことではなく、もっと大きな都市計画的なレベルでの話です。
鬼門の方向(北東)より吹く寒気で、臭い等不快なものが運ばれて来たり、野蛮な民族がその方角から攻めて来たりするので、都(長安など)の鬼門方向に当たる場所に、それらの備えを築いたことがはじまりのようです。
それが日本に伝わり、戸々の住宅にも当てはめて考えるようになり、独自に発展していくことになります。
家相についての考え方は、その人に応じての対応が良いのではないでしょうか。
また、家全体についての考えですので、新築、リフォームを問わず、完成後の姿で考えることになると思います。
家相は全くの迷信とも言い切れないところもありますし、心の拠り所と言いますか信仰のような側面もありますので、その方が信じるのであれば、それを尊重して対応するのが良いでしょう。自分たちで判断できないような時は、信頼できそうな家相見の方の意見を聞いてみるのも不安を解消するひとつの方法だと思います。
増改築やリフォームの時は、耐震補強をする良い機会です。
第三者機関の耐震診断などを受けて、現在の強度を確認して、必要であれば将来の地震に備えて、耐震補強をしておく事をお勧めします。
そのあたりのことをまとめた私の記事が、下記の日本最大級のハウツーサイト「nanapi(ナナピ)」に掲載されていますので、宜しければ参考にしてください。
建て替えorリフォーム、もう迷わない!自分で判断する耐震診断活用術
http://nanapi.jp/117531/
以上、少しでも参考になれば幸いです。
個別に直接聞いてみたいことがあれば、「この専門家に相談する」ボタンをクリックして、お尋ねください。相談は無料です。
上村 美智夫 / Michio Kamimura
PAO建築設計
http://www2.gol.com/users/paoarchi/ E-mail paoarchi@gol.com
評価・お礼
しっぽまま さん
2014/07/25 18:23
丁寧な意見ありがとうございます。
専門家に聞いて納得することがいいですね。
後悔しないように、相談してみます。
耐震のことも記事参考にします。
上村 美智夫
2014/07/26 14:54
返信ありがとうございます。
家相とどう折り合いを付け、その後、後悔や不安なく生活できるかだと思います。
その対応は、個人々で性格が異なるように皆違ってくるのではないでしょうか。
耐震補強などもその後の安心の為のもと言えるでしょう。
上村 美智夫 / Michio Kamimura
PAO建築設計
http://www2.gol.com/users/paoarchi/ E-mail paoarchi@gol.com
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お尋ねします。
キッチンとの続き部屋のリビングが欲しく
間取り変更や、必要によっては増築を考えています。
東北にキッチンがあり、西隣に洗面風呂場。南側は東向き玄関です。
続き部屋を考えると、… [続きを読む]
しっぽままさん (愛知県/48歳/女性)
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