対象:家計・ライフプラン
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インフレリスクと貯蓄の順番を考えましょう。
こんばんは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
貯蓄についてですが、今は低金利の時代です。低金利を長期で固定する養老保険などの商品はインフレリスクをかかえることになります。インフレリスクとは物価上昇による貨幣価値の下落リスクです。今、日銀が2%の物価上昇目標を掲げています。物価が2%毎年上昇するのであれば、運用はそれ以上の利回りをとらないとお金が減っていきます。20年後、30年後の100万円の価値がどのくらいになっているのでしょうか。誰にもわかりません。
もし、教育資金や老後資金などの長期目標の貯蓄を考えるのであれば市場金利が上昇したら、金利も上昇する変動金利の商品のほうがインフレリスクはヘッジできます。
また、現状借金があるのでその返済を優先したほうがいいのではないでしょうか。
車は借金をしないで購入するとか住宅ローンも繰上返済をするなどです。住宅ローンの繰上返済の仕方には期間を短縮する方法と返済額を軽減する方法があります。
今後お子様など支出の増加要因があるので、返済額を軽減する方法を取ったほうがいいかと思われます。正確には今後のライフプラン、家計の収支予想をみないとわかりません。
医療保険にしても60歳で保険料の支払いが終わっても物価が上昇すると保険の価値が下がりす。
よって、もっと医療費のためのお金を貯めないとならなくなります。
常にインフレリスクも考え、貯蓄などをしてください。
最後に住宅ローンに関しては、低金利ですので長期で金利を固定したほうが安全です。
住宅ローンを変動金利で借りているのであれば、今後借り換えの検討が必要になってきます。
回答専門家
- 辻畑 憲男
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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この回答の相談
夫38歳、妻32歳の子供無しの夫婦です。
そろそろ子供が欲しいとなり、お互いに保険加入を検討しています。
保険加入後の貯蓄について不安に思い質問させていただきます。
(昨年一軒家を購入し、… [続きを読む]
もちまみれさん (千葉県/31歳/女性)
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