対象:しつけ・身だしなみ
松岡 利恵子
研修講師
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相手の答えやすい質問から話を広げて会話を楽しむ
会話術において大切なことは、会話をスムーズに運ぶより、心から話をする相手を知りたいと思うことが1番です。
相手は自分の鏡。自分がつまらない、苦痛だ…と感じているのに、相手だけがとても楽しいことはありません。
ですから自分も楽しむことを前提に会話を進めましょう。
具体的な会話の進め方は、自分のことを語るよりも相手に話をしてもらうことが大切です。
そのための最初のクエスチョンは必ず答えのある返答しやすい質問を投げかけます。
例えば「山田さんは、テニス歴長いの?」のような質問です。
初対面の雑談では、「山田さんは学校楽しい?」や、「このサークルどう思う?」など主観を伝えなくてはいけない質問を最初に持ってくると緊張関係が生まれやすいので避けた方が良いです。
質問に対してYESの場合は、「いつからやってるの?」
NOの場合は、「実は僕もなんだ」または、「そうなんだ!どうしてテニスしようと思ったの?」
など答えに対しての話を広げる拡大質問をします。
相手のテニスの腕前が大会に出場するような選手級なのか、かじった程度なのか、初心者なのか…
またサークルに入ったのは、テニスがしたいのか、交友関係を広げたいのか…
など相手のことを少しづつ理解していく質問を深めます。
あまり違った質問ばかりすると、取り調べの尋問のようになりますので、連想ゲームのように話を広げてみてください。
たくさんの人と話ができる事がゴールではなく、お互いを理解する、気の合う友人と出会えることが大切なのです。
相手を思う気持ちは自然と伝わるものです。会話を続けるために次何話そう…と上の空で話を聞くのではなく、相手を知りたいとしっかり話を聞くことが重要です。
会話は言葉数ではありません。思いやりでコミュニケーションが高まるのです。
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この回答の相談
今年から大学生になりました。
極度の人見知りでまともに会話が続きません。
中高でも人見知りを克服しようと、部活に入ったのですが、結局部活以外の友人とはほとんど話せる… [続きを読む]
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