コーチング職におけるキャリア展望について

ご質問の件ですが、「コーチ」という仕事は、まだ日本では認知度が低く、どういう職業なのか一般的に理解されていないように思います。

従って、企業の採用側からすると「コーチ」経験者の評価は定まっておらず、「何を期待されているのか」が明確になっていないように存じます。

「コーチ」の仕事は、対象者によって大まかに２つに分けられると思います。
一つは、各企業の人事部等からの依頼により、その企業の従業員に対して、高いパフォーマンスを上げるべくバックアップする、法人向けの「コーチ」です。

もう一つは、個人並びに中小事業主といった、個人から直接受注を受ける、個人向けの「コーチ」です。
故に、「法人向けコーチ」と「個人向けコーチ」に求められるスキルや人生経験は
全く異なるものになると言わざるを得ません。

ｋｊさんが何を強みとする「コーチ」を目指すかという点や、売りにしたいポイントによって、将来のキャリアパスは異なります。
一般的には、コーチングを本業とする企業でのコーチ職並びに、事業会社の教育・研修業務というのがオーソドックスですが、ｋｊさんのバックグランドによって、ご提案させて頂くポジションは異なってくるかと存じます。

個人的には、「コーチ」という資格に拘らず、人材の育成・教育・マネジメント能力を活かす形で、組織内での管理職を、中長期的に目指してみては如何でしょうか？

どこの企業の、どんな部門に在籍していても、
コーチング・マインドを持った慕われる管理職は大歓迎される事請合だからです。

また、所得に関しては、中の上以上の水準かと存じます。
ただ、ご本人のパフォーマンスや、どれだけ売れっ子としてお座敷の声が掛かるかという業績貢献度合や、各企業によって大きく報酬体系が異なりますので、
その辺りは個別相談とさせて下さい。

以上、参考になれば幸いに存じます。