対象:住宅資金・住宅ローン
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三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー
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一部を頭金で、住宅ローンを活用して大学卒業まで様子見を
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minilexさま
住宅を取得予定とのこと、おめでとうございます。
今年に入り、住宅を取得されているかたが非常に増えています。
住宅ローンをどうするべきかお考えとのこと。
まず住宅ローンが、会社の提携で利用できるのはメリットですね。
変動金利の利率も悪くありません。
住宅ローン減税は会社提携ローンでも問題ありませんが、返済期間が
10年以上残っていないと住宅ローン減税は受けられません。
1,000万という金額のしばりはありません。
仮に1,000万を期間20年でローンを組んだ場合、
20年で概ね1,100万の返済が想定されます。(毎月約:44,800円)
要するに金利分で約100万円ですね。
一方上記のローンを組めば、住宅ローン減税が受けられ
毎年残高の1%が所得税還付されます。ローンの残高は徐々に減っていきますので
10年累計で約74万程度の所得税削減効果があります。
ですので、ローンを組んだ金利全額は戻りませんが、70%程度位は
所得税で戻ってくるイメージになります。
住宅ローン減税を利用しても、それ以上に金利は支払っていますから
現金に勝るものはありません。
ただ、これからお子様の進学が控えていますし、社宅から持家になりますと
固定資産税や火災保険など色々と出費がかさみます。
それらを感がえますと、当初はローンを組んでおき、お子様にお金が掛からなくなった
段階で、繰り上げ返済などをしてローンを早めに終了しても宜しいでしょう。
繰り上げ返済でローンの期間が短くなりますが期間が10年を切ると
ローン減税は受けられなくなります。
ただ、金利を払う事がなくなりますからあまり気にすることはないですよ。
学費・帰省・介護などの費用は意外と掛かるものです。
当初は1,000万程度の借り入れを期間20年で利用して様子をみて
落ち着いた段階で繰り上げ返済することが、住宅ローンを上手く活用できる方法
かと思います。
ご参考になりましたら幸いです。
評価・お礼
minilex さん
2013/01/28 18:22
とてもご丁寧な回答を有難うございました。
住宅ローン減税は残額とは関係なく、ローン期間10年というのがリミットなんですね。
よくわかりました。
利率が1.0%を下がると減税を受けられないと聞いたことがあるのですが、それも心配ないでしょうか。
また、夫の住宅財形利用したローンは、繰り上げ返済ができず、するならローンを完済するしかないのが悩みどころです。
地元銀行の繰り上げ手数料0を利用した方が策でしょうか?
三島木 英雄
2013/01/29 12:37
ご評価頂きまして有難うございます。
住宅ローン減税については残存期間10年が必要です。
利率に関しても特に決まりはなく1.0%以下だと・・・という事はありませんよ。
財形住宅融資はあまりお勧めしません。
利率が高いことと、融資・返済が結構面倒です。
借入額も少ないので銀行ローンの方が利率・繰り上げ返済共に
優れますね。銀行ローンの利用をお勧めします。
財形住宅は住宅購入を理由に引出しして頭金にあてられるのが宜しいかと思います。
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minilexさん (東京都/49歳/女性)
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