対象:不動産売買
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米原 大輔
不動産業
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返済比率
破壊王さんの借入れの可否を返済比率から判断させて頂きます。
返済比率とは、一年間の元利金等返済額の年収における割合の事を言います。返済比率は住宅ローンの審査ではかなり重要なポイントです。住宅ローンの審査のポイントとしては、まずは年齢、勤続年数、年収、団体信用生命保険の加入の可否、担保物件の評価額、返済比率、他の借金の状況などがあります。
返済比率(%)=一年間の元利金等返済額÷税込み年収×100
都銀の場合は実行金利に関係なく年利4%として計算する銀行が多いですから、今回は4%換算で計算致します。3300万円を4%で借入。返済期間は35年。毎月146,115円で年間1,753,300円 税込み年収を450万円で計算すると返済比率は38.96%。税込年収を500万円で計算すると35.06%となります。基本的には返済比率は年収400万円以上で35%以内の金融機関が多いので、年収的にはどちらにしても返済比率オーバーとなり融資は受けれないと思います。またクレジットカードの支払いは返済比率計算の元利金等返済額に乗っかってきますので余計に厳しいです。
出来れば予算をもう少し抑えて返済比率が25%程度になる物件を探していくのが今後の家計運営においては健全ではないかと思います。因みに返済比率が25%前後になるラインは年収が500万円の場合は2400万円です。
補足
私は兵庫県ですが一部の地銀では返済比率計算におけるレートを4%でなく実行レートで計算してくれる銀行もあります。神奈川県でも同様の銀行があるかも知れません。その場合は例えば実行レートが1.575%とすれば年収が450万円でもクレジットの計算方法如何によっては審査が通る場合はあります。どうしても欲しいという場合は地銀で返済比率の換算レートを確認して申し込みをしてみて下さい。但し、その後の家計運営が厳しくなるとは思います。何故ならマンションの場合は毎月の返済額以外に管理費・積立金・駐車場代・駐輪場代等の付帯コストが必要ですが、付帯コストに関しては同じ住居費であるにも関わらず返済比率の計算に組み込まれておりません。そうなると年収に占める住居費の割合が高くならざるを得ません。あとは『そこまでして欲しい』か否かのご判断になるかと思います。
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