対象:矯正・審美歯科
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福井 只美
歯科医師
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難しい問題ですね
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顎のずれはいつからでしょうか?
一般的には顎のずれは、下顎の成長量の左右の違いによって生じます。
13歳から15歳の思春期性の成長後には、ずれていたことが考えられます。
ただそれ以後にずれる人もいます。
成人の方で気づかれたのは最近と言う方もよくいます。
顎関節症も音がするクリッキング程度なら
この顎のずれに影響しているとは考えられませんが、
これは要観察だと思います。
合唱している時に大きな口を開けるのは
確かに辛いですね。
若年者なら噛みこんでいく段階で顎が側方にずれる方もいますが
矯正の専門医に治療を受けているならそれを見逃すとは考えられません。
私も通院されている先生のご意見に賛成です。
マウスピースなど真ん中を合わせるのはお勧めしません。
記載されている内容だと骨の問題です。
これは真ん中を合わせても治りません。
人の顔は完全に左右対称の方はほとんどいません。
確かに肩こりなどもご心配でしょうが
因果関係については確証のある事ではありません。
バランスが悪いので言われれば、
なんとなくわかりやすい説明のような感じを受けますが
細かくわかっているものではありません。
評価・お礼
Cちゃん さん
2012/08/04 23:07
回答ありがとうございます。
顎がずれてしまうとこれ以上ずれないようにと怖くなって反対側ばかり意識してしまい、食べ物も顎のずれていない方で噛んでしまいます。顎がずれていては矯正した所で又歯並びが悪くなる可能性もありますよね。
福井 只美
2012/08/05 00:30
評価して頂いてありがとうございます。26年間大学の矯正科に勤務していました。
何かお役に立てればと思い回答を記載させて頂きました。
顎関節症や生理学的な事など以前は興味をもって勉強していた事があります。
顎関節症はかみ合わせだけが原因として割り切れればいいのですが、
実際にはそうも言えないケースもあります。
ひざなどの関節と同じです。もっと顎関節は複雑な動きをします。
不安を取り除くのは、きちっとした専門家に診てもらってください。
エビデンスに基づいた治療を受けられることをお勧めします。
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