対象:転職・就職
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市村 光之
キャリアカウンセラー
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転職を考えるに至った初心に還って、考えてみてください
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初めまして。キャリアリーブスの市村と申します。
Basillさんの「経験・年齢で設立の浅いこの規模の企業様へ転職することが無謀なことなのかどうなのか」というご質問ですが、あなたが躊躇する本当の理由がどこにあるのかにより、選択肢は異なるように思います。
内定先の企業としての将来性が根本原因だとすると、Basillさんがおっしゃるように、IT企業、殊にWeb系システムの場合、先のことはわかりません。何か、内定先企業の経営状況に懸念材料があるのであれば別ですが、そうでないなら、企業規模を心配しても仕方がないのではないでしょうか。
金融系の大規模システムの一部を担う仕事から、より広範に手掛けられるWeb系にエンジニアとしてのキャリアをシフトしたいというお気持ちで、転職先を選ばれたと推察しています。かなりカチッとした開発を分担して進める金融システムと、スピード優先のWeb系システムでは、単に開発言語だけでなく、プログラミングの流儀も開発工程の考えかたも異なりますね。もし、そうした開発カルチャーの相違に、適応できるか不安を感じていらっしゃるとすると、ここは覚悟の問題です。
こうした開発環境を換えるのは、エンジニアとして35歳前後は最後のチャンスでしょう。仮に内定を辞退して再度探しても、より安心できる企業にすぐめぐり合えるかどうか…、なかなか難しいと思います。一旦無職になって転職先を探す選択肢2はあまりお勧めしません。Javaに限らず、新たな言語を自分で習得してエンジニアとして腕でキャリアを拓くお気持ちがあるなら、迷うべきではないように思います。
もし、ご自身の開発力やWeb系への適応力に不安を感じるのでしたら、少なくとも現時点では転職しない方がよいように思います。退職を取り消せるのかどうか存じませんが、現職に留まり社内で自分の存在価値を高める選択肢です。ただし、一度退職を表明した社員に対する会社側の処遇は、これまでとは違うかもしれません。一度は退職を表明した社員ですので、今後の昇進や担当アサインに何らかの影響を及ぼすでしょう。将来、リストラが必要になったとき、真っ先にリストラ候補になることも考えられます。選択肢3は可能ですが、今後の処遇には覚悟が必要です。
Basillさんが社会人として仕事の何を大切にしたいと思うのか、転職をしようと考えるに至った「初心」に還って、考えてみてください。
評価・お礼
basill さん
2012/03/21 00:08
ご回答ありがとうございます。
転職のきっかけは正直、現職への不満からでした。しかし、転職先を決めた理由は、条件面よりも、自分のキャリアに合っているということだったことを思い出した気がします。
前向きに次の仕事に取り組んでいけそうです。
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この回答の相談
初めまして。35歳でシステムエンジニアをしております。
このたび人材紹介会社を通じて転職活動を行い、内定を頂くことができました。
内定先は第一志望のひとつだったこともあり、仕事内… [続きを読む]
basillさん (東京都/35歳/男性)
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