対象:新築工事・施工
断熱基準
横浜の設計事務所です。
断熱材の設計をする時には、以下の手順で考えます。
1 省エネ等級をどれにするか?
旧省エネ基準 ≒ 等級2
新省エネ基準 ≒ 等級3
次世代省エネ基準 ≒ 等級4
こんな感じのランク分けになります。下にいくほど断熱性能は良くなります。
どの程度体感して違うかは調べてみてください。私は常に等級4で設計します。
2 建築する地域はどこか
地域によって、I~Vまで分かれます。大阪はIV地域です。
3 断熱材の種類とそれに対応する厚みを選択する。(家の部位によっても違う)
断熱材の種類によって、厚みや施工方法の注意点が変わります。施工方法を誤ると
躯体内結露の原因となります。
例えば、等級4の早見表はこれを見てください。IV地域の場合の断熱材ごとの厚みがこれで
わかります。(部位によって厚みも違う)
http://www.flat35.com/files/100010596.pdf
断熱にはきちんとした設計が必要です。どの程度の断熱性能とどんな断熱材(種類ごとに特徴がある)
にするかをきちんと設計者と相談してください。
ちなみに天窓がつくときは、向きが大事です。南側につく場合は、熱線反射ガラスを使うか
シェードをつけるなどの設計上の工夫が必要です。
<あーす・わーくす http://office-ew.com>
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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