対象:お金と資産の運用
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資産運用の考え方です
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pinchi様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
5年前に加入した米ドル建て個人年金が満期を迎えるとのこと。
確かに今は、歴史的な円高水準ですし、政府と日銀の為替介入もあるため、これ以上の円高はあったとしても、ある程度まで限定されるだろうという説明であれば、間違いではないと思います。
ただ、歴史的な円高水準は、米ドルに対してであり、豪ドルに対しては、そうともいえないので、豪ドルの個人年金を勧める理由としては、少し違和感を覚えました。
豪ドルを選ぶ人は、金利水準が高めという理由で選んでいるケースがほとんどです。
為替の影響でマイナス幅が大きくなるリスクは、米ドルよりも高いので、その点は、選択の際に注意してください。
いずれにしても、家計全体の状況を伺わなければ、的確なアドバイスが難しいのですが、もし、ある程度の運用期間が取れる余裕資金で、心理的にも、リスクを許容できるということであれば、私はポートフォリオ運用というスタイルをお勧めします。
ポートフォリオ運用では、性質の異なる複数の銘柄をリスクとリターンの関係を考慮しながら、組み合わせで持つことで、リスクの管理を行います。
個人で資産運用をしている方のほとんどが、銘柄や商品ベースで選んでしまっていますが、これだとリスクの管理が難しく、結果として、賭け事の要素が強くなってしまいます。
適切な方法を採れば、ある程度まで、リスクのコントロールはできますので、一度、ポートフォリオ運用を勉強してみてはいかがでしょうか。
ポートフォリオ運用は、資産運用相談を得意とするFP事務所などで具体的に相談できます。
以上、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
pinchi さん
2011/11/06 22:17
ありがとうございます。
豪ドルのリスクが高いということですので、考えを改めます。
投資は初心者のため、ポートフォリオ運用はよくわかりません。
勉強して考えてみたいと思います。
森本 直人
2011/11/07 13:47
pinchi様、コメントありがとうございます。
お考えが、まだまとまっていないご様子ですが、資金の運用目的が何なのかをまず始めに考えるとよいと思います。
例えば、15年後に使う資金であれば、あくまで15年後に価値のある資金になっていればよいわけで、短期的な価格変動に一喜一憂する必要はないかもしれません。
豪ドルの為替リスクは高めですが、日本と比べて高金利なので、為替が下振れしても、金利差で埋められると考えることもできます。
コスト面については、もし気になる場合は、インターネット証券でコストの安い商品を選択するのもひとつの方法です。
人からアドバイスを受けるサービスは、費用は少し高めになります。
実際、私自身も本来は、有料相談です。
為替の動きは、誰にも確かなことは分かりませんので、考え方の部分からトータル的に整理していくのがよいと思います。ご参考です。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
5年前に加入した米ドル建て個人年金が満期を迎えます。
円高になりこのまま、円で受け取るとかなりの損になります。担当保険会社の方は、円で受け取らず、豪ドルでまた個人年金に預け替えたほ… [続きを読む]
pinchiさん (東京都/49歳/女性)
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