ガス併用がお薦めかと思います

soraoto様

難しい問題ですが、私が自分の事として考えるならば、ライフラインは2種類以上確保しておきたいと思います。
発電所は、火力・原子力とも夜間止めるわけにはいかないので、深夜の電力は余り続ける気がしています。しかしながら、蓄電池の進歩が早ければ（これは誰も想定できません）深夜電力は充電用にという事が起き、割引率も減ってくるかもしれません。

いずれにせよ、電気代はこれから上がっていくと考えていますので、ガスが敷地内に引き込まれているのならば、お湯はガスで沸かすとか、エネルギーの使用用途を分散しておいた方が良いかと思われます。

設備関係のエネルギーに関しては、建築家ごときには予測不可能です。

私が設計を始めた30年前には、冷房はエアコンでまかなえましたが、同じ機種では暖房は足りなく、エアコンの中に電気ヒーターが組み込まれているのが普通でした。

当時最先端といわれた設備は現在見る影もありません。
どんどん薄く小さくなっていったエアコンが、フロン対策で大きくなってしまったのも記憶に新しいところです。

省エネに関しては、まず家の断熱性能にお金を掛けることが第一だと考えます。
安心を得るためには、エネルギーの種類を増やすことだと考えます。


以上、あくまでも私だったらの考えですので、参考程度にとどめてご判断いただきたいと思います。