対象:エクステリア・外構
柏倉 智弘
工務店
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どういう内容の工事を、いくらで、いつまでやるか
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こんにちは。第三者である銀行や税務署に提出する必要がないのであれば、「契約書」という書類の題名にこだわる必要もありません。
施工者と、発注者で「工事内容、金額、工期」が合意できていればいいといえます。
打ち合わせを進めていくうちに図面を何回も描いたり、見積を訂正しているとどれが最終的な合意内容だったかわからなくなるときがあります。そのときの覚え書きとして両者のサインをいれた一式の書類をそろえておけば
「これが合意内容だったんだ」とはっきりわかります。
そうしたものが本来の「契約書」。工事の規模が大きくなるほど工事中に起きるトラブルの可能性が高くなるので「こうした場合は、こう対処するようにしよう」ととりきめておく「約款」が必要になってきます。
工事中のトラブルとは両者とも非がなくても起こりえます。昨今であれば震災などの影響で資材の納期が掛かってしまい引き渡しが延びるとか。
外構工事であれば比較的工期も短く、なおかつ許認可関係も必要ないことが多いので(リフォーム工事などもそうですが)覚え書き程度でも問題は生じないと思います。
蛇足かもしれませんが、請負契約は双務契約といって、施工者発注者ともいろいろな義務が生じます。
当社では新築工事にあたっては、約款をすべて説明しどれが施工者の責任が発注者の責任はどんなことがあるのかを知っていただくようにしています。家づくりはお任せするものではなく一緒に作り上げていくものですからね。
評価・お礼
磯科 さん
2011/08/06 17:27
ご回答ありがとうございます。
ご指摘の通り、「図面を何回も描いたり、見積を訂正しているとどれが最終的な合意内容だったかわからなくなっています。」したがって、契約書がないことに不安を抱えていたのですが、形式にこだわらず、「覚え書き」として両者のサインをいれた一式の書類をそろえる方向で誤解の内容に進めていきたいと思います。
不安が解消されました。ありがとうございます。
柏倉 智弘
2011/08/06 18:01
評価いただき有り難うございます。工事中の変更なども書面を取り交わすことをお勧めします。
工務店さんのご紹介ということですので信用ある業者さんだと思います。面識のない訪問販売業者さんなどであれば、やはり契約書を取り交わすべきですし逆に業者さんから求められると思います。発注者が「工事はきちんと施工してくれるのだろうか?」と心配するのと同様施工者側は「工事代金はきちんと払ってもらえるのだろうか?」と考えているのです。
今後も工務店さ、外構屋さんとのよいおつきあいが続くといいですね。
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現在、新築の庭について外構プランを施工事業者と話をすすめています。
何度となく打ち合わせを重ね、パースも何枚も作成していただき、おおむね決まってきたかなと思っています。そんな中、先日の打ち合… [続きを読む]
磯科さん (山口県/39歳/男性)
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