対象:エクステリア・外構
現在、新築の庭について外構プランを施工事業者と話をすすめています。
何度となく打ち合わせを重ね、パースも何枚も作成していただき、おおむね決まってきたかなと思っています。そんな中、先日の打ち合わせで、契約書を交わさないのかと質問したところ、「うちは契約書はほとんどかわしていないですね。」と発言がありました。そこで疑問なのですが、自宅を新築するときは、契約書はもちろんのこと、添付資料として仕様書など交わしましたが、外構工事の時は通常は(全国的には)契約書の作成などはしないのでしょうか?イメージ図のパースだけなのでしょうか?
補足
2011/08/06 09:15施工事業者は、自宅を新築した工務店とは全く異なる事業者で、工務店の紹介によるものです。特に悪い印象はまったくもっていません。
磯科さん ( 山口県 / 男性 / 39歳 )
回答:2件
田中 光一
工務店
1
要は信頼関係?
契約書というのは形式の問題で、互いの約束の確かさとは関係ないと思っています。トラブルが起こり、第三者の判断を仰がなければならなくなったとき、法律を基準に判断するための書面であり、おかしな内容なら契約書なんか作らなければ良かった、と言うこともあり得ます。あまりにも一方が有利な条項については、この部分は無効です、なんて判断もありえます。
当社では、新築のときでも明細を記した見積書の表紙に変更事項、支払い条件など記入して契約書に代えることもよくあり、税務調査が入ってもその説明で今まで通っています。
フェンスや門扉やタイル貼り等は、面積とサンプルで明確な意思疎通はできますが、植栽、石、灯籠などがからんでくるとむつかしいですね!
総額はこれだけ、パースを元にし、植栽や石などは実際に使うものを事前に確認させてください。と言った約束を見積書(数量種類等は明らかにできます)を元にされておけば、工務店の紹介でもあり、悪い印象もなければ、それが一番実効性があるように思いますが。
契約書は施工者が、約束したのに払ってくれないという時の盾にすることが多いように思います。
なのごとも人間関係が大事ですね!
評価・お礼
磯科さん
2011/08/06 10:46アドバイスありがとうございます。
契約書を交わさないことで一概に「おかしい」ということではないのですね。税務調査でも問題にならなかったというのは意外でした。
別に悪い印象も持っていないので、もう少し疑問点などをぶつけてみます。
田中 光一
2011/08/06 11:25早速評価いただき有り難うございます。心地良い人間関係の中でのお住まいの完成がベストです。
税務署がこれを見て、「あまり大きな声で言わないで」と言ってきそうですが、
実際、印紙代も馬鹿になりませんから!これもおおっぴらに言うなと言われそうです。
柏倉 智弘
工務店
1
どういう内容の工事を、いくらで、いつまでやるか
こんにちは。第三者である銀行や税務署に提出する必要がないのであれば、「契約書」という書類の題名にこだわる必要もありません。
施工者と、発注者で「工事内容、金額、工期」が合意できていればいいといえます。
打ち合わせを進めていくうちに図面を何回も描いたり、見積を訂正しているとどれが最終的な合意内容だったかわからなくなるときがあります。そのときの覚え書きとして両者のサインをいれた一式の書類をそろえておけば
「これが合意内容だったんだ」とはっきりわかります。
そうしたものが本来の「契約書」。工事の規模が大きくなるほど工事中に起きるトラブルの可能性が高くなるので「こうした場合は、こう対処するようにしよう」ととりきめておく「約款」が必要になってきます。
工事中のトラブルとは両者とも非がなくても起こりえます。昨今であれば震災などの影響で資材の納期が掛かってしまい引き渡しが延びるとか。
外構工事であれば比較的工期も短く、なおかつ許認可関係も必要ないことが多いので(リフォーム工事などもそうですが)覚え書き程度でも問題は生じないと思います。
蛇足かもしれませんが、請負契約は双務契約といって、施工者発注者ともいろいろな義務が生じます。
当社では新築工事にあたっては、約款をすべて説明しどれが施工者の責任が発注者の責任はどんなことがあるのかを知っていただくようにしています。家づくりはお任せするものではなく一緒に作り上げていくものですからね。
評価・お礼
磯科さん
2011/08/06 17:27ご回答ありがとうございます。
ご指摘の通り、「図面を何回も描いたり、見積を訂正しているとどれが最終的な合意内容だったかわからなくなっています。」したがって、契約書がないことに不安を抱えていたのですが、形式にこだわらず、「覚え書き」として両者のサインをいれた一式の書類をそろえる方向で誤解の内容に進めていきたいと思います。
不安が解消されました。ありがとうございます。
柏倉 智弘
2011/08/06 18:01評価いただき有り難うございます。工事中の変更なども書面を取り交わすことをお勧めします。
工務店さんのご紹介ということですので信用ある業者さんだと思います。面識のない訪問販売業者さんなどであれば、やはり契約書を取り交わすべきですし逆に業者さんから求められると思います。発注者が「工事はきちんと施工してくれるのだろうか?」と心配するのと同様施工者側は「工事代金はきちんと払ってもらえるのだろうか?」と考えているのです。
今後も工務店さ、外構屋さんとのよいおつきあいが続くといいですね。
(現在のポイント:2pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング