対象:住宅設計・構造
中舎 重之
建築家
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茨城の地震について
2014/05/04 10:29
茨城県での3.11の地震は、驚く程の地震ではなかったと認識しています。補強工事は現在を想定したものではなく、将来の地震に対応した補強を考えて下さい。3.11の地震は茨城沖を南の限界域として止まりました。それは太平洋プレートの南の端が茨城沖と言う事です。そして茨城沖より南は房総沖としてフィリピン海プレートとして始まります。次の地震は此のプレートの北限・房総沖と思われます。その時の地震の揺れを調べてから補強しても良いと思われます。筑波に産業技術総合研究所があり、3.11が起こる2~3年前に
千年に一度の地震が起きると予告した研究者がいます。その方の情報が茨城県庁に伝わっていると思いますので、お宅の地盤と地震の揺れについて県庁に聞かれては如何ですか。情報を収集することが、一番大切です。その次に建物の強度(診断)と補強すべき強度(設計)を比較検討して下さい。最後なりますが地盤の強度と基礎の形状・寸法が次の地震に対して適切かも検討して下さい。見る眼の位置は現在ではなく、近未来へ向けて下さい。
以上です。 2014.5.4 中舎重之
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トータルで冷静に判断を
宮原 輝夫(建築家)
2011/06/07 12:00
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