対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 4件
回答数: 3件
回答数: 2件
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
3
住宅ローンの借り換えについて
- (
- 4.0
- )
Techikoさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『今、借り換えプランを提案されていて悩んでいます。』につきまして、
住宅ローンの借り換えを行うことで、
メリットが出るための条件として、
1.返済期間が10年以上残っていること。
2.借入残高が1,000万円以上残っていること。
3.借り換えを行った場合に、住宅ローンの金利差が1.0%以上あること。
などとかります。
よって、Techikoさんの場合、
返済期間や借入残高のうえでは、
借り換えによりメリットが期待できそうですが、
現在利用している住宅ローンの金利と、
借り換えを行った場合のローン金利との差が、
1.0%未満となってしまっているため、
Techikoさんも記入されているとおり、
総返済額のうえからは、
それほど、大きなメリットは期待できそうもありませんし、
別途、諸費用がかかってしまった場合は、
借り換えをしないで、今のままの方が有利となってしまいます。
尚、Techikoさんも気にされているとおり、
現在、利用している住宅ローンは10年固定金利で1.8%と、
ローン金利水準からも相当に低い水準となっていますし、
固定期間が10年ということもあり、
借り入れから10年間は、
今のままのローン金利が保証されます。
これに対して、ご検討されている変動金利ローンの場合、
ローンの見直しが半年ごととなりますので、
ローン金利の見直しが22年間の返済期間とした場合、
43回ほどローン金利の見直しがありますので、
返済していても、いつ金利が上がるかも知れないと、
落ち着かなくなってしまうのではないかと思われます。
これからはお子様の教育資金のことも気になりますので、
住宅ローンにつきましては、
毎月の返済額が安定していた方が、
お子様の教育資金のための貯蓄もし易くなると考えます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
Techiko さん
2011/02/15 20:16
このような質問に早速のご回答ありがとうございます。
ご指摘されています通り、差が1.0%未満が引っかかっておりました。
43回金利の見直しがあるという事は、やはり常に気にかけていなければならない状況ですね。
落ち着かないのと、子どもの教育資金の面でも計画の立てやすさ等で、やはり安定性が大事だと思いました。
この提案していただいている金融機関が信用金庫さんで、現在の金融機関さんよりも
今後仕事面でもお世話になりそうでしたので、そのあたりのつながりも考えたりしましたが、
住宅ローンとは切り離した方がいいのかなと思いました。
大変参考になりました。ありがとうございました。
渡辺 行雄
2011/02/15 21:40
Techikoさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたらご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
はじめまして。
二年少し前に借替を行い、現在 10年固定1.8%、残り23年4カ月
総借入額25270000弱です。(保証有)
今、借替プランを提案されていて悩んでいます。
変動1.125%
総借入… [続きを読む]
Techikoさん (愛知県/42歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A