住宅ローン、固定期間終了今後について

こんばんは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

借り換えについてですが、下記の点で変わってきます。

1、今後の繰上げ返済予定

2、今後の金利状況

よって判断は迷うところだと思います。

できれば、お近くのFPで一度何パターンか住宅ローンのシミュレーションをし、総支払額を比較して検討すると判断しやすいのではないかと思います。

komekomeQさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『銀行に聞いても、借り換えで大きなメリットがないことから、こちらの判断でとのことなので迷っています。』につきまして、既にご存じのことと思われますが、住宅ローンの借り換えを行うことでメリットがでるための要件として、
1.返済期間が10年以上残っていること。
2.ローン残高が1,000万円以上残っていること。
3.現在利用している住宅ローンと借り換えだ場合のローン金利との差が、1.0%以上あること。
などとなります。

1.2.につきましては大丈夫ですが、住宅ローンの金利差が要件を満たしている訳ではなく、借り換えを行っても総返済額ではさほどメリットを期待することができないものと思われます。

尚、現在利用している住宅ローンの固定期間は3年となりますので、このまま利用した場合は更新に伴い住宅ローン金利の見直しがあと3回あり、場合によってはローン金利が上昇することに伴い毎月の返済額が増えてしまう可能性があります。

しかし、1.8%・10年固定金利の場合は更新が一回だけで済みますし、繰り上げ返済を行うことで、完済までローン金利が上昇して毎月の返済額が増えなくて済むということもできます。

借り換えを行う場合、諸費用も改めてかかりますので、その点を考慮していただく必要がありますが、完済するまでローン金利が上がらなくても済む可能性があるという点を考慮した場合、10年固定金利に借り換えてもよろしいかも知れません。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです、
リアルビジョン 渡辺行雄