対象:ペットの医療・健康
Re:11月25日に亡くなってしまったのですが。。。
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猫の肥大型心筋症の場合、心臓で血栓ができ身体の太い血管に詰まることで、
主に後肢の麻痺という症状が出ます。
心筋症は遺伝などが疑われていますが、症状が出るのは中~高齢の場合が多い病気です。
身体検査で心雑音の聴取やレントゲン検査で心肥大などが確認され、最終的には超音波検査で診断されます。
治療に関しては血栓を溶かす薬や心臓の薬が中心になってきます。
血栓症の半身不随に対して血栓を溶かす薬を使用する方法はあります。
ただ血栓溶解薬は高価なお薬で(おそらく10万円ぐらい)病院によっては常備していない可能性があります。
また、血栓のみを溶かしても、心臓のケアを行っていかないとまたすぐに血栓ができてしまうという問題があります。
心筋症による血栓症の場合、予後は麻痺も治って命が助かる場合、麻痺は残るが命は助かる場合、命を落としてしまう場合の三通りがあり、
治療の反応性によって異なってくるので、診断された時点ではどのような経過をたどるか予測することができないのが現状です。
今まで症状や心雑音などがなく、血栓症になってはじめて気づくことも多く、また急死してしまうことも多々あるため、
飼い主様になかなか心を整理していただくのは難しい病気だと思われます。
呼吸困難に関しては、血栓だけでなく肺に水が溜まった肺水腫という状態を起こしていた可能性もあります。
夜間病院では肺水腫に対する利尿剤、血管拡張薬などを使用していただいているかと考えられます。
主に救急の場合はそのような治療の他に、酸素室やヘパリンなどの比較的弱い血栓溶解薬(予防)を用いることが多く、
状態が落ち着いたところで、心臓の治療薬やアスピリンなどの血栓予防薬に切り替えていくことが多いです。
評価・お礼
reyu88 さん
2010/12/08 18:16お返事ありがとうございました。今年に入り貧血がひどく,黄疸も出て,脾臓が腫れて,通院していました。点滴・血液が増える注射等し,小さい頃にオシッコが出なくなる病気になったことがあり,SDという餌を与えていましたが。食べなくなったので,ロイヤルカナンに変え少し食べてくれる様になり,そんなときお刺身をあげたらとてもがっついて食べたので,病院の先生に聞くと少しでも食べて血液造らなきゃねと言われたので,よく食べさせていました。亡くなってから,調べていたら,刺身が良くない事がわかり。あの子の死を早めてしまったと自己嫌悪に陥っています。私が無知だったのが原因だと。二度と戻らない子に毎日ありがとうと手を合わせています。
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この回答の相談
私の中でとても悔いがのこり どうしていいかわかりません。
死んでしまった現実は変わらないのはよくわかっています。
ただ 本当に助けてあげることが出来なかったのか。。。
夜2… [続きを読む]
reyu88さん (和歌山県/43歳/女性)
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