対象:住宅資金・住宅ローン
住宅ローンの借り換えについて
kazoo-stさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『今後このマンションを手放さないとした場合、ローンの借り換えを検討した方が良いのでしょうか?』につきまして、住宅ローンの借り換えを行うことで、メリットがでるための条件として、
1.返済期間が10年以上残っていること。
2.借入残高が1,000万円以上残っていること。
3.借り換えた場合のローン金利差が1.0%以上あること。
などとなります。
尚、住宅ローンとして借り換えを行う場合には、自ら居住の用に供していることなど、融資条件を満たすようにする必要があります。
『また、自己居住でない場合でも借り換えが可能なのでしょうか?』につきまして、居住用以外で借り換えができない訳ではありませんが、この場合、事業用のローン融資になってしまうため、ローン金利が高くなってしまい、借り換えによるメリットが期待できなくなってしまう可能性があります。
『もしくは、売却を考えた方が良いのでしょうか?』につきまして、売却をする場合、築年数が相当に経ってしまっているため、まず、幾らくらいでならば売却できるのかを仲介業者さんに査定してもらうことになります。
そのうえで、査定価格も参考にしてこれからも引き続き賃貸として保有し続けるのか、あるいは売却してしまうのかを判断することになります。
尚、売却してしまえば、収入からの持ち出しもなくなりますが、賃貸の場合、住宅ローンを完済してしまえば、その後からは家賃収入が今後の収入として寄与していくことになるとかんがえますので、目先の収支だけにとらわれるまではなく、長期的なプランに基づいてご検討するようにしてください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
以上、
回答専門家
- 渡辺 行雄
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 株式会社リアルビジョン 代表
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この回答の相談
47歳の男性会社員です。勤続24年,年収800万で、現在は賃貸マンションに居住中です。
1993年に分譲マンションを自己居住用に約4000万円で購入しましたが、現在は月13万で賃貸中です。
購入当時は今ほど… [続きを読む]
kazoo-stさん (東京都/47歳/男性)
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