対象:家計・ライフプラン
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山田 聡
ファイナンシャルプランナー
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子だくさんの資産運用というご質問につきまして
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esucha様
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
今後の必要資金が具体的な数字として見えないことが、不安の原因ではないでしょうか。
正確な数字でなくてもよいので、概算で教育資金総額、住宅購入資金を見積もってみましょう。
教育資金については、文部科学省が幼稚園、小学校、中学校、高校の公・私立別の1)学校学習費、2)学校給食費、3)学習塾等の学校外活動費、を合計した学習費総額の参考データをHPで公表しています。例えば、幼稚園から高校まですべて私立であれば1663万円です。
大学に関しては、同じく文部科学省が参考データを公表しています。
これらの金額からお子様4人の教育費総額が、概算で見積もることができるでしょう。
住宅購入資金は、銀行や住宅金融支援機構等のHPで、住宅ローンを組んだ場合の支払総額がシミュレーションできます。金額、金利、年数等を入力して試算してみてください。
これらの支出と、現在の貯蓄残高+今後の貯蓄可能額を比較することで将来の状況がザックリと見えてくると思います。
一度ぜひ試算してみてください。
資産運用については、どの方にも一律に適している方法はありませんが、基本的には必ず必要となる教育資金等については安全資産で確保し、それ以外の資金で許容リスク範囲内での運用方法を考えます。
どの位のリスクが取れるかは、その人の性格や、収入と支出、資産と負債等を確認しないと分かりません。
もし本格的に管理するのであれば、自分に合った収益率・リスクの組合せとなる資産配分について、専門家に相談するとよいでしょう。
生命保険の現時点での必要保証額は、万が一の場合の今後の収入(遺族年金、遺された配偶者の収入、死亡退職金等)+現在の資産から、今後の支出合計(生活費、教育費等)を差引いた不足金額となります。
一般的に必要保証額は、年数の経過とともに減少していきますので、現時点の必要額が将来も継続するわけではありません。
保有資産が十分な場合や、遺された配偶者の所得が十分な場合などは必要ないこともあるでしょう。
計算には、ご夫婦一人ひとりの収入や遺族年金の数字が必要となりますので、本格的に試算してみたいのであれば、やはり専門家に相談した方がよいでしょう。
以上、僅かでも参考になれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
評価・お礼
esucha さん
ご丁寧にご回答いただきありがとうございます。
「今後の必要資金が具体的な数字として見えないことが、不安の原因」というのは、まさにその通りです。
教育資金、住宅資金、老後資金のいずれも、実際にどのくらいかかるのか想像がつかなかったのですが、参考になる数字も挙げていただき大変参考になりました。
いろいろ参考にして、我が家の場合を試算してみたいと思います。
ありがとうございました。
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