対象:住宅資金・住宅ローン
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
住宅ローンの借り換えの件
lovery_kidsさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『我が家のような僅かばかりの預金、ましてや近い将来にその預金を引き出す可能性がある場合、...借り換えメリットは乏しいでしょうか?』につきまして、lovery_kidsさんへがご検討されている住宅ローン商品につきましては、預け入れできる預貯金の残高が高いほど金利面でのメリットがより出やすいものとなります。
尚、住宅ローンの借り換えを行うことでメリットがでるための要件として、
・借入残高が1,000万円以上あること。
・返済期間が10年以上残っていること。
・住宅ローンの金利差が1.0%以上になることなどとなります。
よって、lovery_kidsさんの場合、借り換えを行ってもメリットそのものが出づらいと思われます。
具体的に計算してみると、繰り上げ返済後のローン残高2,150万円につきまして、25年完済とした場合に毎月の返済額を9万円以内に抑えるためには、住宅ローン金利として2.0%前後になります。
よって、わざわざ他の金融機関に新たに諸費用を支払ってまで住宅ローンの借り換えを行うよりも、現在利用している金融機関を引き続き利用しながら、年間貯蓄可能金額が80万円から100万円ということですから、毎年無理のない範囲内で繰り上げ返済を行っていった方がよろしいと考えます。
今後はお子様の教育資金もかかるようになりますので、教育資金とのバランスも考慮しながら繰り上げ返済を行うようにしていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
地方銀行の短期固定(3年)が12月に終了します。
この3年間は金利1%だったこともあり、あえて「繰上げ返済」はしていません。
東京スター銀行の預金連動型ローンへの「借り換え」… [続きを読む]
lovery_kidsさん (滋賀県/39歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A