- 森田 守亮
- アスハ株式会社 代表
- 婚活アドバイザー
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
あなたは最近、満天の星空を眺めたことがありますか?真っ暗な夜空に驚くほどの数の星々が輝いています。星の数には及びませんが、地球上には多くの男女がいて、あるとき出会い、恋をして結婚します。なぜ2人は巡り逢って結婚するのでしょうか。縁とは異なもの味なもの、人の力が及ばぬ力で2人は結ばれます。
私の会社には1週間に何組かの結婚報告が届きます。「○月○日○時のパーティーで出会いました」
わたしはいつも考えています。結婚とは運命なのだと。
さて、現在は、待っていれば誰かが結婚をお世話してくれるという時代ではなくなり、結婚相手は自分で探さなければならなくなりました。逆にいえば、恋愛結婚ができる時代ということなのですが、お互い好きになって恋愛をして気がついたら結婚していた、なんてストーリーを期待しているだけでは昨今結婚は難しくなっています。
結婚する!という目標を持って行動を起こさなければ結婚にいたれないともしばしば。結婚は運命だと前述しましたが、その運命をつかみとるために努力することも必要なのです。
好きだからいっしょにいたい、相手を幸せにしたい、互いをささえあって家族を作りたい、それが結婚の原動力ですよね。でもいざ、結婚相手を探すとなると、その大切な感情を忘れて結婚相手を探しがちです。
結婚はゴールではなく、スタートです。結婚した日から2人の長い生活が始まるのですから、結婚することが大切なのではなく、幸せな結婚をすることが大切なのです。
そこで今回は幸せな結婚をするための婚活というテーマでお話したいと思います。
1、自分にぴったりの相手を探す
当社のお見合いパーティーにいらっしゃるお客様は、それぞれの結婚相手の理想像を持っています。例えば、男性なら自分よりも年下の女性が良い、容姿端麗が良い、など。女性なら、年収○00万以上の男性、高学歴、大企業に勤めていてほしい、など。
自分の理想像を明確に持つことも良いことですが、その理想と少し違っているからといってすぐに除外してしまうと、本当は自分にぴったりの相手を見逃してしまうのです。
せっかくお見合いパーティーに参加して、一度に何人もの異性に出会えるのですから、食わず嫌いをせずに、休日の過ごし方が似ているなあ、考え方が共感できるなあ、もっと話がしてみたいな、そういうところに注意して話をしてみてください。いっしょにいるとリラックスできる、幸せだと感じられる、そう思える相手はいっしょに暮らしていきやすい相手です。
2、結婚相手を幸せにしてあげたいか
例えば、年収800万円の男性と結婚できれば、経済的にはかなり安定しますよね。それはあなたを幸せにしてくれる条件のひとつかもしれません。ほかにも自分を満たしてくれる好条件はいろいろとあるでしょう。
では実際に希望年収の相手と結婚できたとします。でも数年後、会社は経営難、給料は下がり、おまけにリストラ対象。あなたはそのときどう思いますか?ああ、なぜこんな人と結婚してしまったんだろう。そう思うでしょうか。それとも、今こそわたしが支えになろう。そう思うでしょうか。
自分を幸せにしてくれる条件の1つがなくなってしまったら、あなたは不幸せだと感じるでしょうか。相手の条件にとらわれて、条件を好きになっていると、結婚生活において予想外の不自由が生じたときに、以前のようには愛せなくなるかもしれません。
目の前の異性と話をして、「困難なことが起きたとき、私はこの人を幸せにしてあげたいだろうか?」一度そう問いかけてみてください。相手を幸せにするということは、たやすいことではないかもしれませんが、幸せにしてあげたい!そう思えるなら、きっと幸せな結婚ができるはずです。
3、お互いを必要としているか
結婚は2人で築いていくものです。自分だけが幸せではだめです。自分ひとりの幸せを追い求める姿は、相手にとってわがままに映ります。そんな人と結婚したくはないですよね。
相手のために自分が何をしてあげられるのか、相手が何を求めているのか、よく見極めて行動をしてください。例えば、「毎日一言でも褒めてほしい」、「どんなに仕事が忙しくても朝はいっしょに食事がしたい」こういった相手の願いを少しでも叶えてあげようと努力するあなたの姿をみた相手は、自分も何かしてあげたいと思うはず。そんな良い関係になったのなら、それはもう、互いになくてはならない特別な存在ですよね。そういう人とならあなたも、相手も幸せになれる結婚ができるでしょう。
4.結婚適齢期ということばに焦らされない
周囲の友達がどんどん結婚していく、「結婚しないの?」なんて言葉をかけられるーーーー。
焦りますよね。早く結婚したい!もう、結婚してくれるならだれでもいい!
決してそんな風には思わないでください。
結婚というのはそれぞれ、遅い、早いがあるのです。
あのとき、結婚するチャンスがあったのに、どうしてためらってしまったのか・・・こういった後悔の念を持っている方もいるでしょう。でも後悔することはありません。幸せになれる結婚ではなかったからあなたは結婚しなかったのです。
あなたが、今結婚していないのは、これから結婚するためです。
幸せな結婚をするために努力することは大切ですが、とにかく結婚してみたいという欲求を満たすための努力は必要ありません。
いかかでしたでしょうか。大切なのは、結婚することではなく、幸せな結婚をすることです。いつもそのことを念頭において婚活すれば、きっと不似合いな相手に惑わされることなく、あなたにぴったりの相手と幸せな結婚ができることでしょう。
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