4000人のカンナスマイルが１mの津波を止めたのなら10mの津波には・・

４０００人の笑顔が津波を止めた
といって頂きました

こんなうれしい言葉はありません



3.11以来　東北でカンナを咲かせてきました（カンナ・プロジェクト参照）

冬になり　カンナが枯れた後

花に替えて人の笑顔を届けています

花が咲くことを「花笑み」と言います

「カンナスマイル」です　

２０１１年１０月末から初めて

現在４３００人の笑顔を届けています

昨年の冬　

「頑張って冬を越して下さい」とはとても言えなかったのです

「私も１０００人の笑顔を集めることを頑張りますので　
　皆さんも頑張って下さい・・・」


３週間で１０００スマイルを撮り

一人一人の笑顔を印刷して

「みんな東北を忘れていません　応援しています」という気持ちを届けました

春を迎えて　もうやめようかと思いました

しかし　その頃になると　

人々の記憶から3.11は少し薄れ始めました

今度は　思いだして頂くために撮り続けました

「そうだよね　忘れちゃいけないよね」

といって下さいました

カンナスマイルを届け続け２度目の冬が来ました

そのときには４０００スマイルになっていました

数には全くこだわりませんでした

春からはゆっくりでした

また冬が近くなり　

また「頑張って下さいのスマイル」に戻りました


１２月４日５日　　ちょうど一年後でした

昨年一番最初に届けたのは　１２月５日６日でした

４０００人のカンナスマイルを届けに行きました

４０００人の想いが詰まっています



１２月７日　大きな地震があり　津波警報が報道されました

心臓が痛くなるほど　心配しました

「鮎川　１mの津波」

TVからながれる情報に　本当に心臓が痛くなりました



翌日　確認すると　津波は来なかったとわかりました

鮎川小の教頭先生は

「４０００人のカンナスマイルが守ってくれました」

そうおっしゃって下さったのでした

本当に　よかったです　本当に　撮り続けてよかったです

４０００人で１mの津波を阻止することが出来たのならば

１０mの津波には　４００００人のカンナスマイルが必要です

初めて「数」を達成させたくなりました

人の想いとはこういうものなのだと信じたいです

４００００人は無理でも

3.11までに５０００人にして届けたいのです

少しでも　みんなの想いで津波をとどめたいのです

一日も早く　普通の暮らしに戻れますように・・・・


勇気を出して　皆さんに頼むことにしました

今までは　自発的に「私も送ります」

といって下さるカンナスマイルを頂いていました

初めて　皆様にPlease をしました

「皆さんもカンナスマイルを撮って送って下さい」と・・・。


淡々と撮り続けたカンナスマイルですが

今　少し加速度をつけたい気持ちです


今　少しづつFBの友達から　カンナスマイルが届いています

私一人の「志」が５０００人のカンナスマイルを集めるよりも

たくさんの人の「志」が　一人づつでも良いから集まった方が

想いが強くなると　今　はっきりと感じます


牡鹿半島の鮎川小学校の教頭先生(右)と2012.12.5