- 土面 歩史
- fp-hijitsura 日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP認定者
- 三重県
- ファイナンシャルプランナー
対象:生命保険・医療保険
最近、生命保険の見直しにあたり有効な商品としてよく売れている「収入保障保険」という商品があります。通常の定期保険と違い、保険期間の経過とともに、保障金額が自動的に下がることで保険料の低料金化を具現しているところがこの商品の一番の特徴です。加えて「更新」という概念がそもそもないので、先々で保険料が上がる心配もないので安心です。しかしこの保険の保障内容、一定の金額で毎年保険金額が下がるということですが、そんなライフスタイルのご家庭がこの世の中に存在するのでしょうか?老後を迎えられた方ならまだしも、お子さんがいるご家庭だと、家族構成や子供の人数で毎年の支出は普通は一定ではないはずです。特に教育費に関しては、小、中、高校、大学で支出は大きく違います。なのに、保障は一定の金額で下がるということはつまり、「保険期間のどこかで保障が足りない状態が発生している」か「そもそも保障が大きく、無駄な部分がある」のいずれかに該当することが考えられます。
ということを考えると、「収入保障保険」は、「無駄に保険料を払って高い保障を買うか」、もしくは「安いが、保障をちゃんとカバーできない」商品だといえるのではないでしょうか?
このコラムに類似したコラム
生命保険の基礎知識 高橋 成壽 - ファイナンシャルプランナー(2014/08/28 10:00)
あるじゃん「おすすめ保険カタログ」 平野 直子 - ファイナンシャルプランナー(2012/07/20 17:00)
新しくHP作成、アップいたしました~ 山下 幸子 - ファイナンシャルプランナー(2012/06/15 10:48)
生命保険 見直し 介護保険4 森 和彦 - ファイナンシャルプランナー(2012/05/15 00:31)
生命保険 見直し 介護保険3 森 和彦 - ファイナンシャルプランナー(2012/05/13 23:40)