- 和久井 海十
- セルフメディアエイジェント
- ITコンサルタント
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
どんよりとした冬の雲がたれ込めていますが、心は晴れ晴れのワクワクの和久井です!
3連休ではありますが、ビジネスパーソンもネットも眠らない?!ということで、
今日も引き続き戦略とその実践の重要性について学んで行きましょう
2012年、3年ぶりにリーグ優勝を果たした北海道日本ハムファイターズ。
辣腕を振るった新米監督は、球団史上例を見ない国立大学出身・大学教授の経歴を持つ
栗山英樹氏でした。
栗山監督は元プロ野球選手(外野手)として活躍した後、野球解説者・野球評論家、
スポーツジャーナリスト・スポーツライター、大学教授の経験はあったものの、
コーチや監督としての経験は皆無という異例の経歴の持ち主。
コーチ経験のない指揮官が1年目にいきなり優勝したのは、1950年の毎日(現ロッテ)
湯浅禎夫監督、2004年の中日・落合博満監督に続く史上3人目。
しかし、現役時代の栗山監督は苦労の連続でした。
メニュエール病に苦しめられ、大きな結果を残せていません。にも関わらず一軍監督に
就任したてで結果を出しています。
2012年の日ハムは一見ラッキー続きだったように感じられるでしょうが、
実は、2003年より選手情報のすべてを数値化し、チーム作りの根幹を
明確にドラフト戦略に置いた「ベースボール・オペレーション・システム(BOP)」を
導入した成果の現れだと言えます。
そして、成果を出すためにBOPの理念を正しく理解し、
現有戦力の底上げを実践できる適任者として選んだのが、栗山英樹監督その人だったのです。
だからこそ、監督デビューを果たした初年度にリーグ優勝し、他球団からも
「逸材が流出しなかったことは、日本球界にとって喜ばしい」といわしめた
大谷投手を獲得できたのです。
これまで日ハムの首脳陣が培ってきた緻密な戦略と、それを実践し、
実現できた栗山監督の手腕という両輪が上手く機能した結果が
2012年に日ハムに勝利をもたらしたのです。
明日は、BPOについて話を進めて行きたいとおもいます。
それでは、寒さに負けずに良い一日をお過ごしくださいね!
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