サイバーエージェントの主力事業

おはようございます。ワクワクの和久井です！


さて、昨日の流れで、今朝も2012年９月期第３四半期決算説明会で
配布された資料について読み込んでいきましょう。


http://pdf.cyberagent.co.jp/C4751/JA1b/a6Dn/LRII.pdf



資料からは、サイバーエージェントが目指す世界がみえてきます。
目指す世界、そのひとつがスマートフォンメディア事業への進出でしょう。



資料14ページからはスマートフォンの広告売上高が右肩上がりで
アップしているのがわかります。2012年６月末時点で、ゲームのDL数はのべ285万。
好調の様子が伝わってきますね。


そして、もうひとつの好調な事業。それは資料23ページのFX事業の売上高から
見えてきます。
サイバーエージェントにとってFXは
非常に重要な事業だということがわかります。


サイバーエージェントといえば広告収入に頼るところが大きい企業と考えられていた方が
多いかと思いますが、実はFX事業にも力を入れているのです。


さて、ここでID削除の件に戻ります。
ID削除に関する規約は以下の通りです。


Amebaヘルプページの利用規約、サービス利用ガイドラインに掲載文より一部を以下抜粋します。

サービス利用ガイドライン

禁止事項

弊社が許可したものを除き、営利、非営利目的を問わず、物やサービスの売買、交換（それらの宣伝、告知、勧誘を含む）を目的とする情報の送信等（物品を販売し、又は契約を締結させることを目的とする無料セミナーの情報の送信等を含む）


利用規約　

第七条（退会）より

3. 弊社は、会員が以下のいずれかの事由に該当する場合、又はそのおそれがあると弊社が判断した場合、会員へ事前に通告・催告することなく、かつ会員の承諾を得ずに、弊社の裁量により直ちに、当該会員に対して、本サービスの全部又は一部の利用停止、退会処分、その他弊社が適切と判断する措置をとることができるものとします。

5. 弊社は会員に対して、第2項に定める措置の理由を開示する義務を負わないものとします。


FXを主力事業として展開しているサイバーエージェントにとって、
FX関連のビジネスブログをAmebaで、それも無料で取り組まれたとしたら
それは一体どううつるのか？


歓迎できませんよね。


そのため、FX関連のビジネスブログを展開されている方が削除されたという解釈は
ある意味妥当だといえます。


これらの流れは、
サイバーエージェントの戦略を知れば、削除という事態に陥る事も十分に
想定できるのではないでしょうか。