- 村山 雄二
- 経営権力研究所 所長 権力コンサルタント
- 東京都
- ビジネスコーチ
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
・さて、本日は企業人事の立場から。最近のビジネスマンの多様化により、出世希望者だけではない組織構造になってきています。特に、女性の社会進出が進んできているために、必ずしもマネジメントに昇進することが個人の希望する就業形態とは限らなくなっています。
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20120920-00026217-r25
・企業人事としては、優秀な人材を幹部候補として育てたいと思っていても、本人達が希望しないケースが増えています。理由は「自分の時間がなくなる」「管理職の責任に耐えられない」「他のメンバーからの嫉妬が嫌だ」。
・ただし、記事にもあるとおり、個人の人事権は会社側にあります。会社が昇格を指示した以上、それを受けるのが従業員の責務であるのです。
・つまり、出世しない権利というのは従業員には認められていません。強制的にしろ、マネジメントを育てて、配置していくことは企業の恣意的判断で可能ということです。従業員に優しい会社、というのは往々にして好まれるものですが、出世に関してまで本人達の拒否権を認めることは、経営において統率が取れなくなることでもあるため、認めないというのが正しいと思います。
・これまで、海外転勤や出向など、企業と従業員の働く場所における問題は出ていましたが、今後はこのような「出世したくない従業員」と「幹部候補をつくりたい企業」の間での問題が起こってくることは予想しておいたほうが良いでしょう。
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