第667号:人材を人財にするのは誰だ - コラム - 専門家プロファイル

小笠原 宏之
IT・インターネット戦略のオガコムジャパン 代表取締役
千葉県
ITコンサルタント

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第667号:人材を人財にするのは誰だ

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ビジネスの小技

2012/09/27

第667号:人材を人財にするのは誰だ

最近、良い人がいないと中小企業の方々から聞く事が
あります。また、学生からは良い仕事がないと聞きます。
これは企業側、学生双方が高望みをしているのか、
それとも両者をマッチングする仕組みがないかです。

零細中小企業は慢性的に人手不足です。
しかし、生産力のない人を入れると一気に経営が悪化
します。そのリスクを考えると簡単には人材を確保
できません。言ってみればイチかバチかの勝負です。
被雇用者も人生を賭けるに足る企業か見極めなければ
なりません。
この様な双方の事情が雇用のミスマッチを起こします。

かつては、時間をかけて人材を教育し、自社の色に染め
人を企業の財産としてきましたが、経営状況がそれを
許さない中小零細企業には即戦力が必要です。
若者たちには、今日の食い扶持が必要です。
それぞれ相手に甘えている訳です。

この甘えを無くし、企業は手っ取り早く良い人材を確保
しようなどと考えず、余裕をもって人を育てる努力が
必要です。若者はその経営者の努力に報いるべく、
自らの能力を高める意識を持つべきです。
後は、努力している同士をマッチングさせる仕組みが
必要です。

【9月27日って?】

今日は「女性ドライバーの日」。
今では当たり前の女性ドライバーも1917年が初
だそうです。
何事も誰かが第一歩を踏み出します。
自分も何かの世界初、日本初になりたいものです。

※暦の情報はWikipediaを参照しています。

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