第647号:違法ダウンロードは厳密がよいのか? - コラム - 専門家プロファイル

小笠原 宏之
IT・インターネット戦略のオガコムジャパン 代表取締役
千葉県
ITコンサルタント

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第647号:違法ダウンロードは厳密がよいのか?

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ビジネスの小技

2012/08/29

第647号:違法ダウンロードは厳密がよいのか?

6月に著作権法が改正され、有料のコンテンツを不正に
ダウンロードすると刑事罰が与えられます。
従来は、Youtubeなどに人気ドラマやアニメなどが
アップロードされ、多くの人々が無料で鑑賞をして
いました。確かに著作権者にすれば、多額の費用をかけ
制作したコンテンツが、広告料も印税も入らずに公開
されたのでは死活問題でした。

ただ、この情報交換により、無名だった作者が一躍トップ
アーティストになったり、海外で認められたりした事も
事実です。

今回の改正で守られるのは、既に有名になり、有料で
コンテンツを配信できる人気と、プロモーションの
資金力のある大手と考えられます。確かに彼らも保護の
対象ですが、その保護の為に、未来が封じ込まれてしまう
こともあるのではないかと思います。
一律に禁止として、海外にコンテンツ制作者が流れて
しまわない様に、もっと知恵を絞るべきと思います。

【8月29日って?】

1950年の今日、文化財保護法が施行されたことから
今日は「文化財保護法施行記念日」だそうです。

この法律以前は国内の文化財が随分海外に流出した
と思われます。

日本の文化、つまり日本の心を守ることは、
国を守ることと同じですね。

※暦の情報はWikipediaを参照しています。