「子どもはパパが大好きです」～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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「夫がモラハラだと気付いてからは私も

離婚を考える様になりましたが。。

でも、子どもはパパが大好きなんです。」

夫からのモラハラ被害に苦しんでご相談に

いらっしゃった被害者妻の立場の方が、

少なくない頻度でこの様な事をお話しして下さいます。

離婚を考える母の立場の女性にとって、

「子どもはパパが大好き」

という状況は、

胸が押しつぶされそうに辛い状況だと思います。

特にまだ幼い年齢のお子さんは、

どんなパパママも大好きだと思いますし。

たとえ親から虐待を受けていようとも、

それでも

「パパママが大好き」

と言うのが幼い時期の子どもたちですから。。

私は普段、カウンセラーとして

（１）「子どもの言葉や態度。

それは率直な思いとして、まずはまっすぐに

受け止める。」

と言うスタンスを大切にしています。

そうして、子どもの思いを率直に受け止めた後で

（２）「その子の発言や態度の奥に潜んでいる

その子の本心や親（大人）に言えずにいる思いが

無いかを慎重に考える。」

というプロセスを行う様にしています。

（１）と（２）のどちらに重きを置くかは、

その子の年齢や発達の状態、置かれている

環境などによって異なります。

子どもたちが表現する

「パパ大好き」

は、

恐らく偽りの無い気持ちなのだと思います。

ただし反面、

いつも怒ったりママを責めてばかりのパパが

本当は嫌だったり怖かったりするけれど、

本心は

「パパ大好き、になりたい。

僕が（私が）安心して大好きでいられるパパに

変わってほしい。」

という願いも込められているのでは。。と

感じる事も多くあります。

子どもたちは今の家族を壊さない様に、

もしくは、自分（子ども）がパパを嫌だとか怖いとか

表現する事でまたママがパパに責められるから、

ママを守る為に

「パパ大好き」

と言っているのかしら？

と感じる事があるのです。

本当の本心は、安心して

「パパもママも大好き」

って言いたいのだろうな、と感じるのです。

子どもは現状の環境が大きく変わる事を怖れる

ものですし、

「今ある家族」を

必死で守ろう、愛そうと彼らなりに努力する存在です。

自分が

「パパ怖い」

「パパが嫌」

と言う事で、決定的に家族が壊れてしまう事を

彼らなりに認識していて、

それについて彼らなりの責任を感じていたり、

何とか回避しようとしているのかも知れません。

同時に見捨てられ不安や忠誠葛藤に悩んでいるという

可能性もあるかも知れませんし。

子どもの本心。

知るのも理解するのも、なかなか大変ですよね。

お母さんとしては、

「どんなあなた（お子さん）も大切。愛している。」

というメッセージを、

「見守り」の目線にいっぱい込めて、

送り続けてあげて欲しいと願っています。

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