- 松山 淳
- アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:人材育成
「知っている」という「錯覚」
なぜ、人は、
「知っている」ことを行動に移さないのでしょうか?
「思考停止の罠」とはなんでしょうか?
ちょっと考えてみると、以下の2点が「思考停止の罠」
であることがわかります。
■そんなことは、やろうと思えば、いつでもできる(緊急性の弛緩)
→【先延ばし】
■そんなことは、教えられなくても自分でできる (能動性の弛緩)
→【やる気の欠如】
だから、それ以上自分では考えない。思考停止が起きる。
思考は、「行動」につながる、とても重要なファクターです。
浅くしか考えないのなら、「実行」しないのは当たり前です。
「緊急性」がなければ、「いつか」でいいわけです。
「いつか」と結論を出せば、「考える」ことはストップします。
「自分でできる」と判断してしまえば、思考は止まります。
「特別の努力を必要としない」と考えてしまうわけですから、
「能動性」が欠如しいき、それは「やる気」の低下につながり
結果、実行にうつされることが少なくなってきます。
ちょっと角度を変えます。
東京に住みながら、私が東京ディズニーランドに行ったのは
開園してから、7年目くらいの時でした。
私の周りにもそういった人が、かなりいました。
これは・・・、
「すぐに行ける、いつでもいける」
という考えがあって、実行を先延ばしにさせていたのです。
行かなかった人に聞いてみれば、理由は、ほぼ同じです。
「近くになるんだから、いつでも行けるよ」と・・・。
こう考えると、
・身近なもの
・すぐに手に入るも
・すでに手に入れているもの、
これらの特性があることは、その人にとって、
「実行」の価値が低いという感覚を抱かせる
ということが、分ります。
つづく・・・
EARTHSHIP CONSULTING