子どものSOSとの向き合い～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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好きや愛してるの反対語は、

嫌い、では無く　「無関心」。

こんなお話を、みなさんも聞いたことが

あると思います。

夫がモラハラ加害者の家庭で、
比較的大きなお子さんがいらっしゃる場合、

お子さんの方が私の事務所ホームページや

ブログを発見して被害者である母に伝えてくれた事が

ご相談に繋がったというケースが少なくありません。

「お母さん、もう離婚しなよ。」

「お母さん、もういいよ、無理だよ。」

「父さんがきたら、俺が対応するから。」

「お願い、もうお母さんがおかしくなっちゃう。」

少し大きく成長したお子さんたちの、これらの言葉。

耳にするたびに、本当に心が苦しくなります。

お子さんがお子さんなりに、母親を思い心配している言葉。

そして私には反面、

子ども達からのSOSの言葉の様にも聞こえます。

一般の生活において、

例えば

犯罪に巻き込まれて助けを求めた時、

とても困った事に直面しSOSを出した時、

それを見た他者が、

あなたのSOSを感知したにも関わらず

一切の無関心を決め込まれたら。。

それは、とても恐ろしい事だと思います。

夫からモラハラ被害を受けている、妻の立場の

母親たちは、

多くのケースが、

子どものニーズやSOSよりも、夫のニーズを

満たす事が優先になってしまいます。

子どものSOSに何となく気付き始めていても、

すぐに行動できない場合も、

と言いますか、

すぐに行動できないケースの方が多いと思います。

日々夫の機嫌を良い状態に保つ事、

夫からの度重なる無理な要求や支離滅裂な責め苦に

耐える事で手一杯で、

「気がついたらこんなに子どもに負担を掛けていた。。」

と言うケースも多いです。

子どももまた家族の一員として、

家族の中に存在するモラハラと言う暴力に

対応しようとします。

時に、被害者である母を守る方法で、

時に、家の支配者である父親に迎合する方法で、

時に、家族に無関心を装い自分を守る方法で。

子どももすぐにSOSを出さない事の方が多いですから、

子どもが母親にSOSを出している時には、

すでに相当に子どもの心にも我慢や傷つき、

苦しみが溜まっているだろうと察します。

お子さんのSOSを、きちんとキャッチして

あげて欲しい。

お子さんからのSOSに関心を寄せる余裕も

無くなるほどにモラハラ被害に翻弄される前に、

何とか気付いて欲しい。

家族の力動に巻き込まれ大きく影響を受ける

お子さんのエピソードを伺うたびに、

本当に、心がギュッとなります。

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