- 鴫原 弘子
- 経営コンサルタント
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
2008年がスタートしましたね。
皆さんの、【今年の目標・夢】は何でしょうか?
プロファイルのQ&Aには、女性からの質問がたくさん寄せられます。
質問のお答えを考えつつ、毎回思う事は
【仕事・結婚・子育て=私生活とのバランス】とは
時代が変わっても、女性にとって「普遍のテーマ」なのだという事。
母の時代・私の時代・娘の時代
社会構造の変化と共に(働き方・制度・家事労働の質)も
「女性が働きやすい社会の実現」に向かって変化を続けている。
洗濯機や掃除機・食器洗い機・etc
母の時代には存在しなかったモノにより家事労働は軽減され
ベビーシッター・保育所・家事代行により
育児労力は軽減されたはずなのに、出生率は低下を続け
PC・携帯の普及でコミュニケーションが瞬時にとれるはずなのに
ウツ病が増え、孤立化する人々。
私たちは、何を得・失ったのか?
豊かさに向かう激務で、父は家庭不在になり
女性が働くという自由を手に入れた。
その反面、失われたのは「文化と知恵の継承」
だったのではないだろうか?
一昨年の発売以来、200万部のベストセラーとなった「女性の品格」
書かれていた事は
母から娘へ、先輩から後輩へと伝えられてきた
【日本女性ならではの、きめ細やかな美しい文化】であり
【衣食住=生活文化・知恵を働かせるという工夫・人として美しく生きる】
という基本的な事。
私も自身の【座右の銘を人として美しく】とし、生きてきた。
「生きる事・働く事」その根底には「幸福でありたい」という
誰もが願う人生への期待と喜びある。
【得られる賃金=失う時間(文化を伝承する為の知恵と労力)】
その優先順位について、今一度、熟考した上で
「働く女性の志と品格」を失うことなく
【女性にとって幸福な仕事との向き合い方
=子供達の未来にとっての本当の幸福】
を探求していきたいと思う。